プロのミュージシャンと関わって気付いたこと
こんにちは。アマチュアドラマーのパプキン(@pump_bloger)です。
最近、とあるミュージカルにドラマーとして参加させてもらってます。
そのミュージカルってのが「劇、ダンス、演奏を全て中高生だけでやろう!」っていうコンセプトで、「中高生ミュージカル」を売りにしてるんですね。
そんなわけで中高生ドラマーを募集していたので、喜んで参加させてもらったわけです。
もちろん中高生だけで出来るわけではないので、プロの大人の人に指導してもらっています。
ここ重要。プロとして活動しているミュージシャンが、僕たちアマチュアミュージシャンに楽器を教えてくれるんですよ。
ってなわけで、今回は「プロと関わってて気付いたこと」をまとめます。
プロのミュージシャンってこんな人!
まず、全体的な印象としてはやっぱり「アーティストらしい」です。要するにアンジェラアキっぽい。
教えてくれるのは男の人なんですが、軽くパーマがかかってて、体が大きくて、堂々としていて、会社でパソコンカタカタしているところが全く想像できない。
それと声がよく通りますね。声が高めだからなのかもしれませんが、非常に聞き取りやすい声をしています。
そして意外なことに、けっこう冷静な性格。アーティストって感情的でヒステリックっていうイメージがあったんですけど、全然そんなことありませんでした。
指導も優しい。優しいけどシビア。
教えるべきことは教える、直すべきところは指摘する、でもサポートはするけど練習するのは自分自身だからな、ってスタンスのよう。
実際練習してこない人に手とり足とり教えることはせず(上手くなるまでほとんど放っておく)、ある程度上手くなったら次のステップを示してあげる、というようにしていました。
間近で見たプロの演奏
プロはアマチュアと比べて、とっても安定してます。あとちょろっと弾くだけでも存在感がありますね。
テクニックももちろんあります。超絶最速ピッキング!!なんてことはしませんが、「あぁ~こういうのある!」っていう表現とかを大量に知っているような印象を受けました。持ち技をたくさん持っているというか。
演奏するときに気を付けていることを聞くと、「聞いている人が飽きないような工夫をしている」と言ってました。表現方法やフレーズを少し変えて遊びを入れたりして、単調にさせないのだと。
テクニックは単調にさせないためにあるのだとも言っていましたね。テクニックがある=表現力がある=飽きない演奏ができる とのことです。
それと、これは演奏というかそれ以前の問題ですが、「曖昧なところを徹底的に無くす」ということもよく言ってます。
どのタイミングで何をするかを徹底的に考えておく、アドリブを信用しないということです。アマチュアが無理をしてアドリブをすると本番でテンパってしまう場合があります。
特に僕の場合はミュージカルとしての演奏なので、練習に無かったことをすると役者やダンサーが戸惑ってしまう場合があります。そういうことを避けるためにも、アイデアは常に考えつつ、練習の段階で何をどうするか決めておくべきなんだと思います。
あとがき
それでは、今日はこんな感じでおしまい。
ミュージシャンといってもピンキリなので、もしかすると僕がここで書いたような人は少数派かもしれません。「やる気が無いなら音楽やめろへたくそ!!」っていうヒステリックタイプもいるかもしれないので、気を付けてください。
僕の場合はかなり運が良かったですね。練習さえすれば至極丁寧に教えてくれるし、教え方も解りやすいです。
ミュージカル、参加してよかった。
おしまい。