ここだけの話。

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音楽、本、その他いろいろな記事を書いているつもり。

スカッとジャパンってくそつまんない番組だよね

こんにちは。テレビ見ないブロガーのパプキン(@pump_bloger)です。

テレビなんてごく一部のバラエティと音楽番組、あとはご飯のときに見るくらいなんですが、そんな僕がどうしても気になってしまう番組があります。

それが痛快TVスカッとジャパン

非常に気になる番組です。悪い意味で。

今日はそんな話。

スカッとジャパンのクソなところ

スカッとジャパンって番組はだいたいこんな流れになってます。

 

いかにも善人っぽい人がごく普通の生活を送っていたら

DQNやらオバサンやらクソ上司やらに理不尽にからまれて

困ってるところに助け舟登場

めでたしめでたし

 

ストーリーが安っぽい

脚本がクソ。驚くほど普通の起承転結。アンパンマンばりの勧善懲悪。

 

まず善人が悪人にからまれるところでイライラする。

平和を極めたような人が意地悪を具現化したような人に、理不尽にからまれる。ここまであからさまな善人も悪人もいねぇよ!っていうツッコミを抜きにしても、イライラさせるパワーが半端じゃない。

 

そこで頓智お婆ちゃんだったり穢れのない幼稚園児だったり、時には雨が降ったり鳥のフンが落ちてきたり、とにかく第三者からの助け舟とか天罰とかがくるんです。

そこでスカッとなるかと思いきや、やっぱりイライラする。

からまれた側が困り切ってて何も出来ないのも胸糞悪いし、そこからの解決法が第三者ならまだしも天罰って。それでいいのか。

何よりも、「悪人にアンラッキーなことが起きてスカッとした!」ってのがあまりにも幼稚で見てられない。

 

そして起承転結の結。

「これ以来、この人が意地悪をすることは無くなりました!」

そんな訳あるかボケナス。そんなに上手くいかねぇよ。

 

ナレーションが雑

「この人は、ケチケチぶりっ子女だったのです!」

「そのとき、まさかの出来事がおこったのです!」

「これ以来、この人が意地悪をすることは無くなりました!」

 

これがスカッとジャパン三大テンプレナレーション

まず悪人にあだ名をつける。できるだけ分かりやすくてイライラする悪人っぽいあだ名を。

そして絶対に「まさかの出来事」がおきて、めでたしめでたし。

 

ナレーションが棒読みなのが興味を無くす。語尾が必ず「~です」「~しました」なのも単調でしんどい。声が美人orイケメンなのも腹が立つ。

耳から入ってくる情報が何から何までクソ。司会のウッチャンの声を聞くと妙に落ち着くようになる。

 

流れる曲がずるい

オタク受けを狙ってるのか、選曲する奴がオタクなのか、あるいはその両方なのか、とにかく選曲がいい。

ここでの「選曲がいい」ってのは「いい曲を選ぶ」という意味ではなく、「ウケる曲を選ぶ」という意味。

 

どういうことかっていうと、中高生やオタクにウケるボカロ曲だったりアニソンだったりを流してくるんです。

そういう曲がテレビで流れることはあまりないもんだから、Twitterが盛り上がる。

しかも一回じゃなくて定期的に流れる。「スカッとジャパン見るか、アニソン流れるかもしれないし」って人も出てくる。

いいとこを狙っていてずるい。ウケをあからさまに狙ってて、それが思惑通りにウケてるからモヤモヤする。

 

どうせ作り話でしょ

さんざん「そんなことねーよ!」って話を流しといてこの番組

あなたが体験したスカッとする話ドラマ化します 

 いやいやいや、無理があるでしょ。

 

毎週あんな出来すぎた話が集まると、これ本当に視聴者からの投稿なの?と思ってしまう。

もしそうだとしても、賞金目当ての作り話がけっこうあるんじゃないかと思います。あのレベルのストーリーだったら誰にでも書けるので、この番組は特に。

多かれ少なかれ誇張してるのは明らかだし、そこがどうも素直に見られない。

 

何よりもクソなスカッとジャパン事情

ここまでボロクソ書いてると絶対にこういう人出てくるんですよ。

「じゃあ見るなよ!!」

「こういうこと書かれて悲しむ人がいるんですよ!?」

 

スカッとジャパンって、月曜の19時57分放送なんですってね。

我が家の晩御飯の時間ドンピシャなんですね~。

 

これが一番やるせない。なぜこんな好き嫌いがわかれる番組をゴールデンタイムにぶっこんできた。こういうの放送されてムカつく人がいるんですよ!?

そんなに見たいなら録画して僕の居ないとこで見てくれと言いたいが、録画するほどの番組でもないから、家族もリアルタイムで見ようとしてくる。

ここまで計算してやってんだったら天才だと思う。

 

なんだかんだ言うけども

僕にとってはくそつまんない番組に違いありませんが、価値観も感じ方も人それぞれだし、「スカッとジャパン大好き!」って人も一定数いるのは事実。そういう意味でスカッとジャパンはおもしろい番組と言えます。

敵も多いけど味方も多い、スカッとジャパンってそんな番組なんじゃないかと思います。

「嫌いな人多いけど、好きな人も絶対にいる」ところを狙ってるんですね。嫌われる人がいるのは承知で、そういう人たちに好かれる気も全くない。

 

それで確実に一定の視聴率とれてるからやっぱり凄い。

 

褒めたらまたムカついてきたのでおわります。

ありがとうございました。