【好きなドラマー】Jojo Mayer (ジョジョ・メイヤー)
どうもこんにちは。アマチュアドラマーのパプキン(@pump_bloger)です。
今日紹介する僕の好きなドラマーはこの人。
みんな大好き超人ドラマー、Jojo Mayer (ジョジョ・メイヤー)です。
言わずと知れた名ドラマーですね。
人力ドラムンベースの達人
ドラムンベースってのは、打ち込みでやるような高速ビートが特徴の電子音楽なんですが、この人はそれを人間で再現しちゃいます。いわゆる人力ドラムンベース。
「人力ドラムンベースのドラマーといえば?」という質問で一番初めに出てくるのがこの人。人力ドラムンベースの第一人者と言ってもいいと思います。
動画を見てもらうとわかるように、まず速い。音が繊細で細かい。
あと粒の揃い具合も半端ではないですね。まさに打ち込み。
打ち込みみたいなドラムっていうと、普通はのっぺりしてて味気ないっていう意味で使われるんですが、ジョジョメイヤーはいい意味で打ち込みみたい。打ち込みの正確なかっこよさが出ています。
ドラムンベースってのはこの正確さが大切で、正確さがないとかっこよくならないんです。ついていくのに必死で正確さにかけると、クールな演奏にならないですから。
粒を揃えるところで揃えるのはもちろん、少しずつ音量を変化させるところもむらを作ってはいけません。これが難しい。
3:37~に注目。音をぐわぁ~っとあげて僅かに下がる、その一瞬の中にジョジョメイヤーの上手さが詰め込まれています。
この波のような音量の変化の具合。美しすぎる。綺麗にクレシェンドデクレシェンドを決めていますね。
あとは解説するまでもなくいろいろ凄い。
手数も、あと何度も言うように正確さも。ついでに言うとベースもめちゃ上手い。
機械的なのにグルーヴがある
さっきも「いい意味で打ち込みみたい」「打ち込みの正確なかっこよさが出てる」と言いましたが、ジョジョメイヤーのグルーヴは他のドラマーと一風変わったものがあります。
グルーヴとは?っていう質問があったとき、「タメとかノリとか」と言う人がいます。バラードでためると気持ちいい、疾走感のある曲で走るとそれがいい味になる、ジャズのスイングのノリがハマっている....というように、「人間的なノリ・タイム感の違いからくる気持ちよさ」がグルーヴになることが多いんです。
でもジョジョメイヤーは違う。何度も言うように打ち込みのような正確さがあって、刻みにためも走りもない。
でもめちゃくちゃ気持ちいいですよね?
これはどういうことかと。人間的なグルーヴでなく機械的なグルーヴ。これぞグルーヴ革命。
タイトなノリ、キレッキレの気持ちよさ、そういうのを極めた人ですね。
それと、演奏とは全く関係無いんですが、シャツがかっこいいですね。
涼しそうですし、体に密着して色気も出ますし。トップのTシャツ着ていたことが嘘のよう。
超絶テクの持ち主
いやいや、超絶テクなんて今更言われんでも見ればわかるわって話ですよね。
ジョジョメイヤーは手のテクニックばかり目立ってますが、足も凄い。というかどっちかというと足の方が凄いと思う。
ドラムってのは、手と比べると足の奏法があまり確立されてないんですが、ジョジョメイヤーの足だけ時代の先を行き過ぎ。
どんな奏法を使ってるのかよくわからないですが、まぁ凄い。フットコントロール最強です。
0:46~の足だけグルーヴとか真似してみたくてたまりません。もちろん真似なんて出来ないんだけど。
ちなみにジョジョメイヤーの使ってるペダルはSONOR製のシグネイチャーモデルで
SN-PB パーフェクトバランスペダルっていう商品です。
これがもうズバ抜けていいペダルで、フィーリングはいいわデザインもシンプルで男らしいわ折り畳み機能もあって利便性も抜群だわで、シングルペダルの頂点みたいなやつなんです。
惜しいのはツインペダルが無いことと、値段が高いこと。DWの5000シリーズのツインペダルと同じくらいしますからね。普通のペダルの倍高いです。それだけいい商品なんですけど。
やっぱり機材もこだわり強いんでしょうね。
というわけで、今回はおしまい。
ジョジョメイヤーは教則DVDも出してます。自身のテクニックを惜しみなく発揮しているので、興味のある方はどうぞ。
人力ドラムンベースの最高峰、Jojo Mayerでした。
おわり。