never young beach的な恋愛がしたい。
never young beachというバンドをご存じでしょうか。
never young beachは、ギター三人にベース、ドラムの五人編成のロックバンドです。
ちなみにボーカルの安部勇磨は、俳優の高橋一生の実弟。高橋一生よりも野田洋次郎との方が似てる。
さて、本題に入ります。今回はみんなに「never young beach的な恋愛」というものを分かってほしくてこの記事を書きました。
この曲の何が凄いって、「歌詞がそんなに明るくない」ということ。
明るい未来の話
寒い夜でも君と二人で
ふざけたダンスを踊ろう
いつまでもそばにいてくれよ
確かに明るいんだけど、なんか思ってた明るさと違う。
パリピイ"ェ"ェ"ーイ"!!ほどの明るさじゃない。きれかけた電球みたいな明るさ。
この小さな明るさは、「そばにいてくれるだけで感じる幸せ」に似ている。
みんなも初恋のときはそうだったでしょう。好きな人とは一緒にいられるだけで幸せだったはず。一緒に遊びに行けるだけで明るくなるし、それが二人きりとなれば夜も眠れない。
ところが今はどうだ。一緒にいることに慣れてしまって、「一緒に居てかつ大きな家に住んでいて年収○○万以上で...」ということが理想になってしまってはいないだろうか。初恋のときの瑞々しさは無くなってしまっているのではないか。
never young beachの歌う恋愛というのはそうじゃないんです。幸せのハードルがとてつもなく低くなってしまって「そばにいられればそれでイイ!」状態の恋愛なのです。
だからこそ傍から見れば「いうほど明るいかぁ...?」と思ってしまう歌詞でも、恋愛真っ最中の本人たちにとっては「明るい話」ということ。
明るい未来の話
例えば僕らが死んでしまっても
あっちでも仲良くやろう
いつまでもそばにいてくれよ
恋愛でぐでんぐでんに酔っ払った状態だとここまでポジティブになれるらしい。
この無敵感。幸せすぎて何も見えないからこそ強くなれる。
これが僕の憧れる「never young beach的な恋愛」です。
機会があればまたいつか、次はもう少し本格的にnever young beachを紹介してみたい。
おしまい。