かぐや様は告らせたい………恐ろしい子!【あらすじと感想・画像あり】
「 かぐや様は告らせたい」という漫画が話題になっていますね。ミーハー男である僕も便乗させてもらいます。
そもそも何故この漫画が今話題になっているのかと言うと、第三回「次にくるマンガ大賞」で、堂々の一位を獲得したからです。
「次にくる」というか、実際は少し前からちょくちょくと話題には上がっていたんですが、正直興味を惹くほどの話題沸騰ぶりではありませんでした。そしてこの漫画が話題に上がったときの僕の反応といえば「はぇーかぐや様ねぇ...(鼻ホジ)」でしたね。
ところが。マンガ大賞一位ともなれば話は別だ。
漫画好きを語る者として出遅れてしまったァ!!
これは今すぐに読まなければ!!
そんなこんなで読んでみたので、あらすじとか感想とか書かせてもらいます。
「かぐや様は告らせたい」あらすじ
将来を期待されたエリートたちが集う名門校・『秀知院学園(しゅうちいんがくえん)』。
その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は惹かれ合っているが、お互いの高すぎるプライドが邪魔をして告白することが出来ず、半年が経過してしまう――。
素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「いかにして相手に告白させるか」ばかりを考えるようになってしまった。
そして今日もまた、かぐやと白銀との権謀術数の限りを尽くした“恋愛頭脳戦”が幕を開けるのである。
僕がタイトルだけで想像していたのが、「相手に告白させようとする女 vs 恋愛に興味のない男」という図式だった。なんだその辺の少女漫画みてぇだなぁなんて思っていたものです。
ところが実際はどうだ。「相手に告白させようとする女 vs 相手に告白させようとする男」だった。どうしようもない奴等だ。
“恋愛頭脳戦”という新しいジャンル
この漫画の一番の特徴であり見どころであると言っていいでしょう。
この漫画は「恋愛頭脳戦」です。
そもそも頭脳戦とは、戦略を立てて相手を罠にはめる、有名どころでいうとデスノートみたいなものです。
これを恋愛に持ち込んでくるとどうなるか。Lがキラからミサミサを奪おうとしていると考えてみてほしい。しっちゃかめっちゃか。
あらすじを読めばわかると思いますが、この漫画は生徒会長と副生徒会長が、綿密かつ高度な頭脳を駆使してお互いに告らせようとするだけの漫画です。
そんな誰もやろうとしなかったテーマに挑戦し、確実な人気を掴みとったのがこの漫画なのです。
この異色なジャンルを見事に描きあげているのは、流石としか言いようがない。
そしてどういうわけかこの作者、シリアスを描くのが上手い。
天才でもぬけてるところがGOOD
さて、普通に天才が天才とやりあってるだけじゃ、読者も疲れてしまう。
安心してほしい。天才でもいろいろと抜けている。つまりかわいい。
男目線でしか語れないのは申し訳ないが、とりあえずかわいい。かぐや様とか並大抵の男なら無意識に告ってしまうくらいかわいい。
かわいいのはいいが、大事なのはギャグ要素。
いわゆるギャップというやつに、人は惹かれてしまうもの。そして自然と笑いを生むのもまたギャップ。
この漫画はその「天才の天然ぶり」というギャップのおもしろさを最高に楽しめる漫画でもある。
天然な天才の面白さは計り知れない。
身近なところにそういう人がいればわかりやすいが、とにかくボケが斜め上を行く。世間知らずな人が多いから突然とんちんかんなことを言い出す。そして真剣に面白いことをできる。
ギャグ漫画としてはこれ以上ないほど扱い易いキャラクターですね。
全体的な感想
ギャグ漫画として読んでもラブコメとして読んでも、もちろん恋愛頭脳戦として読んでもおもしろかったです。
回が進むにつれて新キャラも出てきて、おもしろみに拍車がかかっている。これからますますおもしろくなることでしょう。
絵は少し下手なような気もするけど、表情とかが全力で吹っ切れててわかりやすいからか、全然気にならない。
あとかぐや様と藤原書記がかわいいから許す。
おわり。
「はぁ!?感想短すぎだろフザけんなクソ野郎っ!!」
ネタ画像も豊富。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜(1) (ヤングジャンプコミックス) [ 赤坂アカ ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > コミック > 青年 > 集英社 ヤングジャンプC
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 555円
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 1【電子書籍】[ 赤坂アカ ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > コミック > 青年 > 集英社 ヤングジャンプC
- ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア
- 価格: 527円