ここだけの話。

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練習パッドの種類と、おすすめベストセラーパッド3選

前置き

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ドラムというものは、非常に練習環境が限られている楽器です。

 

「ドラムセットを置くスペースがない」

「購入しても、自宅で叩くのはうるさすぎる、苦情が出る」

「スタジオを借りて練習しようとすると、スタジオ代がバカにならない」 ...と、

 

練習以前の苦難がなんとも多い。

 

そんな理由もあって、「ドラムセットを持っていないプロドラマー」なんて人も、実はたくさんいます。

とは言っても、もちろん練習せずにプロになれるわけがなくて

「ドラムセットを持っていないプロドラマー」は、とある秘密のアイテムでちゃ~んと練習していたのです。

そのアイテムこそ

 

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じゃん。みんな大好き練習パッド。

ドラマーなら絶対に持っておくべき必須アイテムですね。

かの有名なバディ・リッチも、練習パッドだけは常に持ち歩いていたんだとか...

 

それでは、練習パッドの種類とおすすめについて解説していきます。

 

目次

 

練習パッドの種類と違い

打面の材質と消音性、リバウンド

ゴム製     ⇔  メッシュ製 ⇔ ウレタン製

消音性△  ⇔    消音性〇   ⇔  消音性◎

リバウンド強       ⇔      リバウンド弱

 

こんな感じです。

消音性とは、その名の通り騒音をどれだけ消せるか、ということ。

リバウンドは、スティックが打面に当たったあとの、跳ね返ってくる力のこと。

 

消音性はもちろん高いに越したことはないんですが

リバウンドはどれが一番いいといったものがなくて、初心者ならばリバウンド強め、本格的に指や手首を鍛えたくなったらリバウンド弱め、などと用途によって使い分けることが理想です。

もちろん、個人の好みで選んでも全く構いません。

 

リムの有無

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リムとは、スネアやタムの周りをぐるっと囲んでいる、ふちのこと。

リムがあると、オープンリムショットの練習ができるという利点があります。

ただし、リムは大抵木やプラスチックでできています。自宅で静かにリムショット...というのは諦めた方がいいでしょう。

「間違ってリムに当たってしまうのがこわい」...という人も、リム無しを選んだほうが無難です。

 

スナッピーの有無

スナッピーというのは、スネアの裏側についてある、しゃらしゃらしたやつ。

これはあってもそんなにメリットは無いように感じる。強いていえばバズロールの練習になる...かな?といった程度。

騒音のことを考えても、スナッピーが活躍することはほとんど無いです。スナッピーは無しでも全然OK。

 

サイズ

大きいと、ふとももに乗せて練習できて、便利。

小さいと、持ち運びが楽になって、便利。

サイズは一長一短で、どれがいいかと言われると難しいところです。言ってしまえば、ただの好み。

大きいのと小さいの、二種類持っているのがベストですね。

 

おすすめパッド

練習パッドNo1のベストセラー!「EVANS RealFeel」

練習パッドの話になると、絶対にこの商品が出てきます。

定番中も定番。おそらく、これが世界一売れている練習パッドだと思います。

 

リバウンドがやや強めなので、初心者にもとっつきやすいのが特徴。

スティック移動の練習にも使える六角形の形も魅力的です。

僕も使っています。せっかくなので記事書きました。

 

 

消音性はピカイチ!「Pro Logix 12"Blue Lightning」

これもとある性能がズバ抜けていることで、練習パッドでもかなりの有名どころかなと思います。

このパッドの素晴らしいところ、ズバ抜けた性能が、がその消音性

アパート・マンション住まいにも最適です。ちなみにタオルをかければ更に響かなくなります。

 

リバウンドは少なめ。リバウンド少なめって欠点のように感じるけども、実はリバウンドは少ないほうが指先の練習になります。

そしてリムショットの練習もできるリムショットは響きまくるので注意。

(追記)記事書きました。

 

 

僕のおすすめはリムがあり、ひざの上で練習できる12インチですが

それが気に入らない方には、リム無しでサイズ小さめの6インチがあります。

 価格も控えめ。

 

デザイン性も抜群!「VIC FIRTH VIC-PAD 12D」

デザインかっこよすぎ。

そしてこのパッド、いいところは見た目だけじゃない。表と裏、両面とも使うことが出来るパッドです。

それぞれリバウンドの強さが違うので、その日の調子や腕前によって使い分けられるのが魅力。

 

注意すべきところは、音量がかなり大きいというところですね。

打感が比較的スネアに近いので、実用的な練習がしたい人におすすめ。

 

ちなみに12Dは裏表で硬さの違うパッドが貼ってありますが

真ん中を境に違うパッドを貼っている、12Hなんてのもあります。

 

まとめ

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ここまで書いておいてなんだけども、練習パッドに一番なんてないので、実際にいろいろ買ってみて、自分に合ったパッドを探すのが一番です

全ては品質と相性と好み。ここではその中の「品質」がいいものを取り上げたにすぎません。

残りの相性と好みは、自分の肌で確かめながら、気長に探してください。

 

おしまい。