一週間で英検準二級に合格したのでコツとか書いてくよ
英検準二級を取得しましたー!
前にもどこかの記事で書きましたが、勉強は一週間しかしておりません。
もちろんもともと英語の勉強をする習慣があったわけでもないし、英会話教室にも塾にも行ってません。英検の勉強を始める前まで、英語に触れていたのは学校の授業だけでした。
もとから英語が出来たわけでもなく、一週間前に受けた過去問ではボッコボコにされました。
正真正銘の一週間で合格です。
じゃあなぜ合格できたのかっていうと、「英検のポイントをしっかりと押さえていた」からです。
英検にだって問題の傾向があるし、取りやすい点と取りにくい点があるし、それを知っているかどうかで同じ勉強量でも受かるか受からないかが変わってきます。
今回はその「英検に受かるコツ」をお伝えします。
その前に注意点。この記事は「一週間で合格する方法」ではありません。
これさえ知ってれば一週間の勉強で合格できますよ!ってわけではないです。少なくとも僕は、これを知っていたおかげで、一週間でもなんとか乗り越えられましたって話。
いまあなたが英検二週間前でも、一か月前でも、受かりたかったら今すぐ勉強してください。
この記事を読んで「なるほど!じゃあ今は遊んで一週間前から勉強するか!」なんてことにはならないようお願いします。
一次試験の勉強内容
①リーディング対策
準二級の文法は、中学校で習った三級レベルの文法がほとんどです。ここがダメダメだという人は文法の勉強も行ってください。
僕は文法がある程度わかっていたので、単語暗記をメインにやりました。
リーディングでネックになるのが単語量・単語のレベルです。僕が過去問を解いたときに間違えまくった一番の要因も「単語を知らない」ということでした。
単語はやればやるだけ伸びます。なんども言いますが、一週間前からなんて言わずにできるだけ早くから勉強をはじめてください。
おすすめ単語帳は定番ですが「出る順パス単」。出る度Aだけやっても全然変わります。
あと、単語はスペルまで覚える必要はないです。そして声に出して読める必要もないです。
リーディングはマークシート式なので、英単語を見て意味さえわかれば十分なのです。
もちろんライティングや二次試験のスピーキングでは英語を書いたり声に出して読んだりしますが、そこではリーディングほど難しい単語は出てこないので安心してください。
②ライティング対策
一次試験で最も大事なのがこのライティング(英作文)です。なぜ大事なのかは後述。
僕の場合、先生にいろんなお題を出してもらって、それを毎日解いていました。
ライティングは英語で質問をされ、それについて自分の意見とその理由を英語で答える、という問題。
基本は「将来コンビニを利用する人は増えると思いますか?」や「子供は外で遊ぶべきだと思いますか?」のような、Yes / Noで答えられる質問が多いです。
稀に「旅行はどんな手段で行くべきだと思いますか?」のような、具体的な例を出す必要のある問題が出るときもあります。僕が受けた2018年度はこれでした。
滅多にないパターンですが、一度くらいは解いておくと本番で出ても焦らないと思います。
そして、ライティングは数をこなしていくうちに「使いやすい文章」がわかってきます。
僕的に「これ覚えとけば便利だぞ!」っていう文は
- ~する人が増えている / 減っている (The number of people that ~ is increasing / decreasing)
- もし~すると~なる (If ~ , ~)
- ~はお金がかかる (~ cost money)
こういう感じのやつですね。
その他にも理由として使いやすい文章はいろいろあると思うので、自分でも探してみてください。
リスニング対策について
リスニング対策については、僕は何もやっていません。
腕試しで過去問を解くときに一回やった程度です。それ以外は一切しませんでした。
理由は、リスニングは短期間で点数が伸びないということと、最適な教材も少ないということ。
単語帳みたいにいつでもどこでも手軽に勉強!って感じでもないですし。英語に耳が慣れるのって相当コツコツやらないとだめですからね。
というわけで、まだ試験までに余裕があれば意味があると思いますが、僕みたいにあと一週間!やばい!みたいな人はリーディングとライティングに力を入れた方が効率的です。
かといっても、完全に無防備な状態だったわけではないです。
勉強をしていないだけで、ちゃんと点数を取るコツは抑えてました。
一次試験で上手に点数を取るコツ
解く順番について
英検はリーディング、ライティング、リスニングの3つ分野にわかれています。
採点はこれらの分野の点数をそれぞれ600点満点で換算して計算しています。つまり、
問題数が少ない=一点の価値が大きい
ということになりますね。
こう考えたとき、一点の価値が大きい(=重要度が高い)分野は
ライティング >> リスニング > リーディング
になります。
ライティングは超重要です。
ライティングが極端に低い場合、合格は100%あり得ないと思ってください。
リスニングは一番最後に解くことになってるとして、筆記の時間はライティング⇒リーディングの順で解きましょう。
ライティングのコツ
コツ、というか抑えておくべきポイントはふたつ。
- 難しい文法を使っても得点が高くつくことはない
- 文法の正確さよりも、妥当な理由が書けているかが重視される
これだけです。
変に気を張ったり無理したりしないようにしましょうってことですね。
ちなみにこれらのポイントは自論とかではなく、英検の採点をする資格を持っている先生から聞いた話ですので、間違いないです。
あとは練習通り冷静にやればなんてことないと思います。
勉強内容の②ライティング対策で話したような「使いやすい文章」を覚えておくといいでしょう。
リーディングのコツ
何度も言うように、文法は中学までに習うものがほとんどで、単語力が鍵です。
単語力に関してはもう頑張ったもん勝ちって感じですね。
本番で気を付けることとしては、迷ったら適当にマークしてさっさと次に進みましょう。
あとで解こうととばしてもどうせ出来ないですし、マークシートがずれる原因になります。とばすのだけは止めてください。
僕の場合は、「迷ったら番号が小さい方を塗る!」って決めてました。どうせ運任せなのだから、できるだけ迷わず塗れるような工夫をして時間を余らせることが大切です。
余った時間はリスニング対策に使います(後述)。
リスニングのコツ
ライティング、リーディングが時間内に終わらなかったって人は、厳しいですがぶっつけ本番でいくしかないです。精神論はあまり使いたくないですが、とにかく焦らず冷静に移ってください。
ライティングとリーディングが終わったあと時間がある人は、リスニングの問題に目を通しておいてください。
これだけでリスニングは数十倍やりやすくなります。選択肢を読むだけで質問の内容が推測できる問題なんてものも結構その辺に転がってます。
僕はライティングがすんなり出来たおかげでかなりの時間があまったので、少し面倒ですがざっくりとした和訳をメモったりもしてました。
聞き取り中はとにかく「会話の流れ」を聞き取ることに集中。設問を見ながら聞くのがおすすめです。
質問は最初の疑問詞(What,When,Whyなど)がポイントですね。
二次試験の勉強内容・点数を取るコツ
二次試験に関してははしょります。なぜなら
このサイトにめっちゃ詳しく載ってるからです!!
僕も勉強中にこのサイトを読んで、がっつり参考にさせていただきました。
この記事を書こうと思ったとき、もう一度このサイトを読んで
(あ、これ二次試験に関しては僕が書く必要ねえな...)
と思った次第です。
このサイトに書いてないことといえば、態度点けっこう大事なのでそこは逃がさないでね!ってことくらい。
大きな声で、はきはきと、できれば口角を上げてニコニコ話しましょう。
僕からいいたいことは以上です。おわり。
みんなも英検頑張ってね!