初心者のためのスネアドラム!種類とおすすめスネア3つ
スネアドラムとは?種類とサウンド
スネアドラムは、ドラマーの目の前に置いてあるこれのこと。
音としては「タンタン」が一般的。叩き方やチューニング次第で、「カンカン」「ダスダス」なんて音も出せます。
ドラムの基礎中の基礎であり、定番ビートを刻むのにも使われる、ドラムセットの中でも最も重要なパーツです。
種類とサウンド
リムの材質
リム(フープ、ふち)の材質はざっくり二種類。スチール製とウッド製。
金属でできたスチール製がほとんどです。硬い音が特徴。
木材でできたウッド製は、スチール製の逆でやわらかい音になります。
リムショットをしたとき、違いが顕著に出ますね。ロック特有のカンカンとした音は、スチール製でしか出せません。
ウッド製は場面を選ぶので、初心者はスチール製を選ぶのが無難です。
シェルの材質
シェル(胴)の材質も、リムと同じように二種類。メタルシェルとウッドシェルです。
メタルシェルはスタンダードな金属製。硬く、明るい音がなります。音量も出しやすい。
それに対してウッドシェルは、深く、あたたかみのある音になります。音量も、メタルシェルに比べると出にくくなります。
ロックならメタルシェル、アコースティック(ジャズとか)ならウッドシェルがおすすめ。
シェルの深さ
シェルが深いほど、音も深く、太く、響きやすくなります。
逆にシェルが浅いと、軽く、小気味のいい音になるわけですね。
ロックは場合にもよりますが、深いシェルの方がいい音が出ます。
なんとなくですが、吹奏楽では浅いものを使っているところが多いように感じます。ジャズも浅いものが多い。
おすすめスネアドラム3選
Pearl STA1450S
Pearlの非常に扱いやすい定番スネア。
きれいな粒立ちの、心地良い音が特徴。迷ったらこれです。
LUDWIG LM402
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ロックドラマー界の最高峰とも称される、ジョン・ボーナムが愛用していたスネア。
胴が深いため、他の楽器に埋もれない、力強く、芯のある音が出ます。
ロックやメタルドラマーならひとつは持っておきたいスネアです。
SAKAE SDM1465ST
SAKAEの定番スネア。UVERworldの真太郎もSAKAEのスネアを愛用しています。
ジャズやポップまで幅広く対応できる、深く、引き締まった音を出すことができます。
カンカンした音がなりにくいので、アコースティック系のドラマーに向いています。吹奏楽にもおすすめ。
まとめ
スネアドラムは音色に凝りだすと本当におもしろいです。
中にはパーツ別に購入して、いろんな組み合わせで自分好みの音を作り上げる強者もいるんだとか。万年金欠の僕には考えられない贅沢です。
慣れてきたらいろいろ試してみながら、自分の求める音を見つけてほしいと思います。
おしまい。