ここだけの話。

ここだけの話。

音楽、本、その他いろいろな記事を書いているつもり。

ジャズのスタンダードナンバー『Sing Sing Sing』紹介 + ドラムソロ・アレンジ解説まとめ

たくさんの人にカバーされすぎて、どの動画を貼ろうか迷った結果

楽譜が販売されてるやつの中で一番凄そうなのを選びました。

 

 

Sing Sing Singの特徴

「シング・シング・シング」(Sing, Sing, Sing)は、1936年に "King of the Swingers" と語られる歌手・トランペット奏者のルイ・プリマによって作曲された、スウィング・ジャズの代表曲の一つ。

ジャズとしても、吹奏楽やビッグバンドとしても、スタンダードナンバー、超定番鉄板曲です。

どれくらい定番かというと、カラオケでいうリンダリンダくらい定番。

 

Wikipediaに載っているこの曲の特徴は

  • トロンボーンとトランペットの掛け合いによる躍動感あるイントロ (0:17~)
  • サクソフォーンとトランペットが奏でるマイナーコードにもかかわらずダンサブルで華やかなメロディ (0:28~,その他至るところに)
  • 延々と続くドラムソロ (とくに長いのは2:26~,その他至るところに)
  • ベニー・グッドマンの影響もあってクラリネットのソロでもお馴染み (1:08~)

こんなところ。曲全体の特徴として付け加えておくなら

  • 曲調が落ち着つくところでも続く、小気味のいい陽気な雰囲気
  • 緩急がわかりやすく、曲として盛り上げやすい

こんな感じでしょう。

 

もちろんこれはひとつの例なので、編成によってはメロディがユーフォニウムになったり、サクソフォーンがソロをしたり、長いドラムソロで曲を締めたりと、いろんなパターンがあります。

  

用語解説: スウィング・ジャズとは?

スウィング・ジャズの代表曲」?そもそもスウィング・ジャズってなに?って話。

1930年代後半から40年代初めに流行したジャズのスタイル。

多くビッグ-バンドで演奏され、歯切れのよいスイング感を特徴とする。

ジャズって「ソロが地味すぎて初心者には楽しめない」「即興演奏とか凄いのかよくわからない」みたいなイメージが多いと思います。

それに対してスウィング・ジャズは、『全体の演奏、アンサンブル』を重視したスタイル。

だからソロも淡々として短い。ジャズを全く知らない人でも楽しめる音楽です。

 

ちなみに「スウィング感」というのは、ジャズ特有のリズム感みたいなもの。

噛み砕くと「リズムが跳ねる」感じに近いです。"タカタカ" が "タッカタッカ"になる感じ。楽譜が読める人にしかわからない言い方をすると、三連符中抜き。

といってもかっちり三連符中抜きで、というわけではなくて、その辺の跳ね具合はミュージシャンのさじ加減にもよります。

 

うーん、難しい。解釈も人によってまちまちだし、無難な言い方をすれば「ジャズ特有の人間臭い雰囲気」になるんでしょうか。

完全に個人の感覚にゆだねられるところです。

 

用語解説: スタンダードナンバーとは?

ジャズで多く使われる言葉。

「スタンダードナンバー、超定番鉄板曲である」と前述しましたが、実はもう答えが出てる。

スタンダードナンバー = 定番曲 です。

 

もっと詳しく説明すると「多くの人にカバーされている」曲。

ロックやポップスがオリジナル曲の演奏が多いのに対して、ジャズやクラシックは既にある楽曲のカバー演奏が多いです。

その中でもカバー定番になったらスタンダードナンバー、という扱いになりますね。

 

ベニー・グッドマンの演奏で一躍有名に

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ベニー・グッドマン(左)とジーン・クルーパ(右)

スウィング・ジャズを代表するクラリネット奏者、ベニー・グッドマンの楽団が演奏したことで、この曲の人気は爆発的に。楽団の代表曲にもなりました。

ちなみにベニー・グッドマンは「King of Swing(スウィングの王様)」とも呼ばれています。

(ルイ・プレマの「King of the Swingers」とキャラ被りすぎだというツッコミは無しでお願いします)

 

そしてベニー・グッドマン楽団を語る上で欠かせないのが、当時の看板ドラマー、ジーン・クルーパ。

シングといえばクルーパ、クルーパといえばシング。ジャングルビートとも呼ばれる独特のリズムと彼のドラムソロは、超革新的でした。

 

だってそうでしょ?フロアタムで「ドンドンスドンッ、ドンスドスドン、」なんてビート、普通は誰も思いつかないでしょ?

しかもデタラメに叩いたリズムじゃなくて、それが曲に綺麗にハマって何とも言えないグルーブを醸し出している。

エイトビートとは全く違ったところからビートを作る、これがどれだけ偉大なことかわかってもらえると嬉しいです。

 

ドラム解説・アレンジまとめ

初心者用・基本リズム解説

簡単めの基本ビートとお手軽フィルインを解説した、池脇嘉一さんの再生リスト。

初心者でもすぐに出来るよう、難易度は低めになっています。

 

ちなみにこの池脇嘉一さん、たぶんYouTubeで一番ドラム解説動画を出している人です。

幅広いジャンルと丁寧な説明、そして少年っぽい笑顔が魅力。初心者を対象にした動画ばかりなので、ぜひいろいろ見ていってほしい。

 

上級編・アレンジ解説

吹奏楽部の黒板係さんの動画。めちゃ上手い。

基本ビートから少し離れた、楽曲全体を通しての叩き方のアレンジ例を紹介しています。

 

ドラムソロのアレンジが凄く素敵。

メリハリとか雰囲気の変え方とかフレージングとか、ある程度ドラムのできる人でも参考になるところがいっぱいです。

細かいところを極めていきたい人に見てほしい動画。

 

おまけ知識

Sing Sing Singの人気を不動のものにしたベニー・グッドマンとジーン・クルーパ。

伝説的ジャズミュージシャンの彼らは、とても"いい人"だったそう。

 

人種差別の強かった時代背景がありながら、ふたりは人種に関係なく団員を採用していたそうです。

ベニー・グッドマンは黒人ミュージシャンを積極的に雇った最初の人物とされているし、ジーン・クルーパはアフリカの太鼓のルーツを熱心に研究していたらしい。ドラミングも黒人的。

 

顔で判断するのはあんまり良いことではないですが、どっちも優しそうな顔してますしね。

ジーン・クルーパのひょうきんな表情が個人的にベストショット。

 

楽曲紹介よりもミュージシャン紹介っぽくなってしまいました。

今回はこの辺でおしまい。

君は"忘るまじおじさん"を知っているか

「忘るまじおじさん」とは

名前の由来は、椎名林檎「長く短い祭」からきています。

0:15~、「忘るまじ」を連呼するおじさん。

現代風の曲調に妙なリズムと声でぶっこんでくる「忘るまじ」は破壊力抜群。

 

ちなみにこの「~まじ」というのは古典で使われる言葉で、打消しの意味を持ちます。

忘るまじ = 決して忘れない、忘れはしない、といった意味になりますね。

 

今日はこの奇妙な人物について話していこうと思います。

 

「忘るまじおじさん」の正体

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ずばり言うと、おじさんの正体はペトローズのギターボーカル、長岡亮介。

 

超かっこいい。モデルみたいな顔してる。

モテるんだろうなぁ。くそうっ、女受けしなさそうな曲歌ってるくせに...!

 

 

・・・え?長岡亮介なんて知らない?

 

はい。想定内です。

長岡亮介もペトローズも超マイナーだからね、仕方ないね。

それじゃぁもう一回正体を明かします。

 

長岡亮介は、元東京事変の浮雲です。

 

ペトローズとしての長岡亮介

これがペトローズ。

 

シンプルなスリーピース構成。全員おじさん。

全体的にトロッとしている。声もコーラスも全然声張り上げてなくて、やっぱりトロッとしている。

 

結成のきっかけは、もともと色々な場でギターを弾いていた長岡が、純粋に楽しくやりたいことを追及できる場所を作ろうと思ったことからで、3人というのはそれが格好いいと思ったから。

(純粋に楽しくやりたい音楽がトロトロ音楽だったのか...)

 

東京事変としての浮雲

椎名林檎についてある程度知っている人は、東京事変も知っているでしょう。

東京事変は、椎名林檎を中心に結成されたロックバンドです。現在は解散していますが。

0:46あたりでチラッと映る、ゆらゆら揺れてる浮雲が個人的にお気に入り。

 

元メンバーの晝海幹音の脱退が決まり、代わりに加入したのが浮雲。加入が決まる前から、椎名林檎とは交流があったらしいです。

メンバー交代の際、椎名林檎は最初抵抗があったんだとか。浮雲自身も乗り気だったわけでなく、結局正式に加入が決定したのはルバム『大人(アダルト)』レコーディングのわずか2、3日前のことだったそうです。

 

もともとスーパーバンドとして注目されていた東京事変でしたが、浮雲が入ってから更に輝きを増しました。

唯一無二の特徴的なギターフレーズは、音楽界からも絶賛の嵐です。

  

おまけ

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浮雲、ゴッチとそっくり。

声聞かないと見分けつかないよね。

 

おしまい。

ピアノのレッスンの先生が仕事をしてくれない

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いろんなところでちょくちょく「ピアノを習っている」と書いています。

といっても三歳から英才教育とかじゃなくて、小学校卒業するかしないかくらいのタイミングで始めたんだけどね。明らかに遅いよねこれ。

 

で、今回はそのピアノのレッスン風景と、サボり魔の僕を担当してくれる先生の話。

 

僕はクーラー係

僕のレッスンは比較的早い時間に始まります。毎週土曜日の一人目です。

そして僕の通っているピアノ教室は、教室ではない。田舎だからかなんなのか、教会に置いてあるピアノを借りさせてもらっています。

 

僕はレッスン時間ぴったりにその教会に着く。

教会には誰も居ないが、鍵は開いている。僕は何事もなかったかのように教会に入っていく。

この時期は特にきついのが、この暑さ。鍵は開いているくせに窓はぴったりと閉め切っており、当然クーラーも切ったまま。教会に足を踏み入れた途端、むわっといた暑さを浴びることになる。

 

僕は25度に設定されたクーラーを付ける。ついでにシーリングファンも付ける。

当然ながら教会内の暑さは少しずつ和らいでくる。

僕がクーラー係だとはっきり聞かされたわけではありません。ただ暑さに耐えられない僕がクーラーを付け、先生はそれを認め、それが習慣になっただけです。

 

およそ15分後、ようやく涼しさで身体が楽になってくる。

ここで先生の車が到着する。

 

遅刻常習犯の先生

毎回です。先生は毎回15分ほど遅刻してきます。

ちなみにレッスン時間は30分。ここで既にレッスン時間の半分が過ぎている。

そして遅刻してきた先生はこう話す。

 

運転中すっごく眠くなって~!事故起こすんじゃないかと思ったわ~!w

 

お、おう。

たまに言い訳の鉄板である「渋滞してて~」を挟むときもある。

 

もちろんチキンの僕には「先生それ先週も言ってましたよ?」なんて言えない。ただ愛想笑いでその場をやり過ごすだけだ。

そこをツッコんで余計に気まずくなるのが怖い。不機嫌になられるのも怖い。

僕の経験則で言うと、ピアノができる女、特に髪の毛が長くて軽くパーマがかかってて常に笑顔で話す女は危ない。中一の音楽の先生もそんな感じでとんでもないヒス女でした。

 

まぁ遅刻するのはいい。ぶっちゃけ惰性で続けてきたピアノだ。家での練習もサボリまくりだ。

なんの未練もないし、レッスン時間が減るのなら歓迎はしないが否定するほどでもない。

ところが。

 

この先生、遅刻したくせに30分きっちり練習する。

 

30分なら予定通り、別に損はしていないと思うでしょう。

いやちょっと待て。15分遅刻してるのだから、レッスンが終わるのも15分遅くなる。すると何が起こるか。

 

次にレッスンしにきた人が、15分間僕のピアノを聞きながら待つことになる。

 

やばいよこの辛さ。何が辛いかって僕よりも三歳から始めたお嬢ちゃんの方がピアノ上手いんですよね。

僕のド下手なピアノを聞きながら15分間。僕にとっても相手にとっても苦痛でしかない。誰が得するのよこれ。

  

レッスン中の先生

肝心のレッスン内容だ。

練習は軽い基礎練から始まり、その後レッスン曲を二、三曲練習する。

その間、先生は何をしているか。

 

黙って見ている。

 

僕がたどたどしく弾いているのを、何を考えているのかわからないがずっと見守ってる。

たまにスマホに目を移し、仕事の話っぽい電話で席を立つこともある。

 

もちろん質問すれば親切に答えてくれます。

しかしそれ以外はただ見てる。行き詰っていても僕が自力で攻略するのをいつまでも待つ。弾き間違えれば僕が自分で気付くまで待つ。

すっごいプレッシャー。

 

そしてひと通り弾き終わっても、何も言わない。

「もう一回」の言葉も「よくできました」の言葉もない。チラリと見ると腕を組んで何か考え事をしているように見える。

何をしたらわからない僕は、仕方なく苦手なところを反復練習し始める。

 

これはもうただの自主練習だ。

 

レッスンが終わると先生は「もうちょっとスラスラ弾けるように」「この辺繰り返し練習してみたらいいよ」等のアドバイスをくれる。

非常に具体的でわかりやすくバリエーションも少ない。

そして僕は、文句も言わず15分待ってくれた女の子に感謝の念を込めて軽く会釈をし、とぼとぼと帰る。

 

原因と対処法

原因は僕の練習不足にあります。

ピアノのレッスンをしている人というのは、大抵音楽大学を卒業した人です。プロになれるかなれないかのレベルで音楽と向き合ってきた人なのです。

そんなプロレベルで頑張ってきた人が、夢もやる気も無い僕にピアノを教える。想像するだけでもうざったい。

 

僕がやる気を見せれば、きっと先生も応えてくれるでしょう。

ということで、明日から1日数十分くらいは練習してみようかな、なんて思っています。

 

ただ、先生に何の非も無いとは言わせない。

仕事なんだからせめて遅刻はやめてください。

 

おしまい。

 

追記

レッスン中に居眠りカックンしているのが見えてしまった。つらい。

歌詞重視 vs メロディー重視、本当の音楽好きはどっちなのか。

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音楽を聴くときは何重視?

僕の中でたびたび起こるこの論争。

歌詞重視、メロディー重視、アーティスト、楽器隊....重視する点は人によってマチマチです。

今回はその中の大きなふたつの要素「歌詞重視」「メロディー重視」を取り上げていきます。

 

さて、このふたつを比べるときによく聞く言葉が、「本当の音楽好きは~」というもの。

音楽を表面的にしか聞いてないやつはどうとか、本当に音楽を愛している人はどうとか、っていうね。

 

僕に言わせてもらえば、音楽を愛してる(つもりになってる)自分に酔ってるだけなんですがね!

 

「本当の音楽好き」はメロディー派?

話を戻します。まずは世間一般の意見から。

僕がかる~くGoogle検索をかけてみたところ、一般の意見としては

本当の音楽好きは、メロディー重視

 という意見が多数派でした。

 

理由を詳しく見ていくと

  • 歌詞はおまけ的なもの
  • 音楽をつくる上で重要なのはメロディー
  • メロディーがいい曲は売れる
  • 音楽は音を楽しむもの、言葉なんて気にするな

といったものが多く挙げられていました。

 

余談ですがこの論争、ブログで取り上げている人が全然いない。論争起こってたの2chだけでした。

従っていま取り上げた意見は、全て2chで見たものです。にちゃんねらー万歳。

 

歌詞好き=音楽をたいして好きではない は間違い

それじゃぁ僕の意見に入ります。

僕とプロのミュージシャンたちを比べると、絶対に音楽業界で働いてる人たちの方が音楽好きです。そのうえで言わせてもらいますね。

歌詞好き=音楽をたいして好きではない というのは間違い。だと思います。

 

理由ひとつめ。ブログタイトルからしておかしい

自分で言っといてなんだが、ブログタイトルにもなっている、この論争の根本が間違っているんじゃないかと思いまして。

 

「メロディー好き」「歌詞好き」の「どちらが音楽好き??」ではなくて

「音楽好きの中のメロディー好き」「音楽好きの中の歌詞好き」がある。ただそれだけ。

 

それをどちらが一方は本当の音楽好きで、どちらか一方がたいして好きでない人で、と考えるのが間違っていると思うんです。

じゃぁこのブログタイトル何だったのよと言われると、ちらちらと耳にする言葉だったから取り入れただけです。釣りですごめんなさい。

 

理由ふたつめ。歌詞好きの度合いと音楽好きの度合いは別物

例えば僕はもともと文章が好きです。このブログを書いているのもそうだし、何よりも昔からよく本を読んでいました。物語を読み解くのが好きでした。

そういうのもあって、音楽に触れたときも歌詞を気にするようになりました。

これだけ。別にメロディーを軽視してるわけでも、歌詞を読むために音楽を聴いているわけでもない。

 

その一方、本が嫌いな人、文章を見ただけで目をそらしてしまう人もいる。

そんな人は歌詞の意味も全く気にならないかもしれない。

 

この違いじゃないかと。その人の音楽好きの度合いがどうとかではなく。

ただその人の文章好きの度合いとか、メッセージを読み取りたいと思っている度合いとか、「どれだけ歌詞を重視してるか」は単純にそういうところからきているのではないでしょうか。

 

理由みっつめ。歌詞も音のひとつとして考えていい

メロディー派の意見の中で「音楽は音を楽しむもの、言葉なんて気にするな」というものがありました。そういう人には特に強調したいこと。

歌詞だって、口に出せばそれは音です。

 

語呂とか、語感とか、そういうのを含めて音楽なんです。

韻を踏んだ歌詞がいい音楽を作り上げるときもある。歌詞自体の雰囲気が音楽の雰囲気を作り上げるときもある。

それを「歌詞なんてどうでもいい」と一蹴してしまうのはいかがなものか。そんな人はハードロックの歌詞が「にんじゃりばんばん♪」でも許せるのか。

 

現に、売れっ子バンドマンで歌詞のことを考えない人はいないでしょう。

実際に制作現場を見たわけでないけど、みんな真剣に歌詞を考えているはずです。

もちろんバンドの中でも歌詞を重視する度合いはそれぞれ違うでしょうが、歌詞のことを放り投げてる人は絶対にいないと断言できます。

なぜなら、歌詞も立派な音楽のひとつの要素だからです。

 

でもやっぱりメロディーも大事

ここまで必死になって歌詞を推してきましたが、僕はまるっきり歌詞重視、ではありません。

正確に言うと「歌詞も重視」派。僕はメロディーだって大好きです。

 

メロディーは言うならば容姿。

 

通帳にどれだけお金があろうと、格好がホームレスならば誰も見向きもしない。

逆にぴしっとしたスーツを着れば、たとえ貯金がゼロでもそれなりにしっかりした人に見える。

 

同じように、歌詞がどれだけよくてもメロディーが悪いとその曲は聴いてもらえない。

逆にメロディーさえよければ、歌詞がどんなに滅茶苦茶でもそれなりに良い曲に聞こえる。トリセツとかね

 

歌詞派には残念に聞こえてしまうことかもしれませんが、それだけメロディーの影響力は大きいのです。

 

まとめ

本当の音楽好きは、と考えることがナンセンス。

音楽好きの度合いはそんなもので測れることではない。

 

 

おしまい。

オナ禁したらくせ毛・天然パーマが直毛になった話

オナ禁に出会う前の僕の写真を見たら、見事なまでの天パだった。

 

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で、現在の僕の髪は、すっかり直毛です。

今回は僕が縮毛を矯正した方法を書いていきます。

 

 

くせ毛になる原因

くせ毛の原因とされているもののひとつに、「ホルモンバランスの変化」があると言われています。

思春期になってくせ毛になった、という人が多いのもこれ。

 

そしてここからが重要。

おそらく男性の場合のみですが、「思春期になってから」というのは正確ではないんです。

正確には「思春期で精通を迎えてから」です。

 

オナニーのしすぎでくせ毛になる場合がある

僕もこれでしたね。

僕はもともと女の子並みのサラサラヘアでしたが、思春期に入って自慰行為が日課になってから、ゴワゴワ天然パーマになってしまいました。

 

オナニーにはいくつものデメリットがあります。そのひとつが「髪が硬くなる」です。

ニキビが増える!?一カ月ぶりにオナニーして気付いた、オナニーのデメリット10つ

さっきも言いましたが、思春期くせ毛はホルモンが関係しています。

オナニーすると放出される「ジヒドロテストステロン」というやつが、髪を硬くしているらしいです。

髪が硬くなるを通りこしてしまった結果が、後天的くせ毛なのでしょう。

 

さて、これの改善方法だが、超シンプル。

オナニー、やめましょう!

 

オナニー禁止!オナ禁のやり方

やり方もクソもない。オナニーやめるだけ。

やめるだけ、とは言うがこれがなかなか難しい。ということでオナ禁の基本となるコツを少しだけ紹介しておきます。

 

エロ禁は絶対

エロは見ないようにしてほしい。してほしいというか、エロを見るぐらいだったらオナニーした方が良い。

他にも射精までせずにシコる(いわゆる汁遊び)もやめた方がいいです。中途半端なオナニーが一番危ない。

そもそもエロ禁なしではオナ禁は続かないでしょうし。

 

日数より頻度

当然ながら、「オナ禁30日で突然直毛に!オナニーしたら途端にくせ毛に戻った!」なんてことはないです。

オナ禁を続ければ続けるだけ直毛に近付いていくし、オナニーすればするだけくせ毛に近付いていく。そういうものですから。

多少オナニーする日があったとしても、少しでも頻度が減っていけば結果オーライだと僕は思います。

 

この矯正方法が有効な人

  • 男性であること
  • 生まれつきでなく、後天的な縮毛
  • 思春期に入ってからくせ毛になった人

あまり知られている方法ではないので何とも言えませんが、たぶんこの条件に当てはまれば誰でも矯正できると思います。

当てはまらない人もぜひ試してほしい。効果があれば報告までしてくれると嬉しいです。

 

おしまい。

 

くるり『奇跡』歌詞の意味・解釈

www.youtube.com

 

歌詞の意味・解釈

いつまでも そのままで 泣いたり 笑ったりできるように
曇りがちな その空を 一面晴れ間に できるように

初っ端からわからない。

何かメッセージがあるとかじゃなくて、ただ雰囲気をつくるだけというか、各々でイメージを膨らませてくれればいいと思います。

 

神様ほんの少しだけ 絵に描いたような幸せを
分けてもらうその日まで どうか涙を溜めておいて

幸せを求めて神様にお願い。

今辛くて流したい涙は、いつか幸せが訪れたときに嬉し涙として流すために溜めておいて。

 

言葉は転がり続け 想いの丈を通り越し
上手く伝わるどころか 掛け違いのボタン 困ったな

言葉の捉われ方はコロコロと変わってしまい、想いとは全く違った風に解釈されてしまう。

上手く伝えようと頑張ってるのに、伝わるどころか誤解までされてしまう。

 

あぁいつもの君は 振り向いて笑う
溜め息混じりの 僕を許してね

君は昔と変わらず笑顔で僕を元気付けてくれる。

疲れてたり不安を抱えたりしてて、つい溜め息が漏れてしまう僕を許してね。

 

退屈な毎日も 当然のように過ぎてゆく
気づかないような隙間に咲いた花 来年も会いましょう

前半はそのまんま。時は刻一刻と過ぎていく。

誰も気付かないようなところに咲いた花を見つけて、「来年も咲いていたらいいな」。

拡大解釈すると、努力しても認めてもらえてなかったとしても、諦めずに頑張り続けてほしい、ということでしょうかね。

 

さぁここへおいでよ 何もないけれど
どこへでも行けるよ 少し身悶えるくらい

新しい一歩を始めよう、スタート地点に立ってみよう。(=ここへおいでよ)

ここはスタート地点だから、まだ何も手に入れられていないけれど

迷いで思わず身をよじってしまうほど、選択肢や可能性は無限大にあるよ。

 

・・・解釈おわり。

 

めちゃ長いインスト部分がGOOD

ここから曲の感想。間奏の感想を書きます。

間奏、というと少し違和感があるので、インスト部分、という言葉を使わせてもらいます。

要するに最後の歌のないところ。一番上に貼ったYouTubeライブ動画でいう 4:03 あたりから。

 

3分30秒ちょい、という非常に長い演奏が続く。ここが凄く気持ちいい。

ギターベースキーボードの柔らかい音色と、コーラスの包み込む感じと、ドラムパーカッションが魅せる盛り上がりが、見事にマッチしている。

特に 6:35 あたりからのドラムとパーカッションの掛け合いとかね。シンバルが互い違いにスパァーンッって鳴るところが息ぴったり。

 

そして 7:03 あたりから、静かにアウトロに向かっていく。

それにしてもboboさんのドラムロール綺麗ですね。羨ましい。

 

映画「奇跡」

オマケ程度の知識ですが、この曲は映画「奇跡」の主題歌にもなっています。

Greeenの方じゃないよ。

 

九州新幹線全線開業の朝、博多から南下する"つばめ"と、鹿児島から北上する"さくら"、二つの新幹線の一番列車がすれ違う瞬間に奇跡が起きて、
願いが叶う――。

そんな噂を耳にした小学6年生の航一(前田航基)は、離れて暮らす4年生の弟の龍之介(前田旺志郎)と共に奇跡を起こし、家族4人の絆を取り戻したいと願う。

そしてその計画は、人々に思いもよらない奇跡を起こしていくのだった――。

少年の純粋さと家族愛を描いたほっこり映画。

内容も内容だけに曲の温かさがよく映えます。これが相乗効果というやつか。

 

ちなみに監督は「そして父になる」を手掛けた是枝監督。家族愛撮るのが好きなのかな。

 

まとめ

くるりの「奇跡」、名曲すぎる。

 

MVも一応ある。フルではないですが。

映画「奇跡」の映像を使ったMV。未公開カットも含まれているそう。

 

おしまい。

 

くるり「奇跡」はベストアルバム「ベスト オブ くるり -TOWER OF MUSIC LOVER 2-」に収録されています。

 

「奇跡」以外の楽曲に興味がない人は、ワンコインで買えるシングル盤がオススメ。

 

【ごあいさつ】このブログについて

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パプキン(id:pump9015) っていいます。

かぼちゃは好きじゃない。というか苦手。

 

中学生、オナ禁挑戦中。

気が向いたら、これとは別に自己紹介記事も書くかもしれません。

 

 

【随時更新】ブログ来歴

2017年4月、気まぐれに読んだ自己啓発本に書いてあった「最も効率よく学ぶ方法はアウトプットだ!」という言葉に背中を押され、ブログ開設。

 

6月、これとは別にもうひとつ「僕とドラムと音楽と」というクソブログを開設。

7月、早くもブログ統合。統合の理由は更新頻度上げたかったから。

【重要】ブログ統合のお知らせ - ここだけの話。

  

8月、楽天アフィリエイトさんから初めての売り上げメールが届く。その額なんと382円。

 

 

ブログタイトル「ここだけの話。」について

キャッチーで、なんとなく馴染み深くて、でも誰も使わないようなタイトル...

というイメージを膨らませながらカニみそ並みに少ない僕の脳みそを振り絞って考え出されたのが「ここだけの話。」です。

ちなみにカニみそはカニの脳でない。これ豆。

 

近所のオバチャンの世間話みたいなくだらなさ、気軽さ。

ここでしか聞けないような情報という煽り文句でもある。

そして日常の会話をそのまま切り取ったような躍動感。あとに続く言葉をついつい想像してしまう。

 

みなさん過大評価しすぎだと言うでしょう。僕もそう思います。

何はともあれ、僕はけっこう気に入っているタイトルです。

 

略称を決めるとしたら「ここ話」になるのだろう。

あの花じゃないよ。ここ叫でもないよ。

 

カテゴリーについて、説明

プライベート系

[日記・雑念記]

アハ体験ならぬアホ体験、話題になっているニュースへの便乗、リアルでは晴らせぬ鬱憤を爆発させたもの、クソネタ記事などが入り混じったカテゴリー。

他のカテゴリーと比べると、幾分プライベートな内容のものもあります。

日記・雑念記 カテゴリーの記事一覧 - ここだけの話。

 

ライフハック系

[ネットビジネス]

ネットビジネスで学生でも簡単にお金を稼げるということを知った僕が、ネットビジネスに関する知識をまとめるつもりだったカテゴリー。

記事ネタがなくて困っているカテゴリーNo.1です。

ネットビジネス カテゴリーの記事一覧 - ここだけの話。

 

[ライフハック]

人生が豊かになるもの、考え方をまとめたカテゴリー。

とあるブロガーさんに憧れて始めたカテゴリーですが、これも停滞気味。

ネットビジネスをする上で役立つマインドもたくさんあるので、ネットビジネスカテゴリーと統合するか迷っています。

ライフハック カテゴリーの記事一覧 - ここだけの話。

 

音楽系

[音楽]

そのまんま。バンドや音楽グループの紹介が主。年代・ジャンル問わず、その時々の僕の気分やマイブームに従って記事を書いてます。

先に断っておくと、僕の音楽知識は一般人以上、音楽マニア未満です。たいしたものではありません。

ちなみに、少し前まで「今週の一曲」というカテゴリーで曲紹介記事を書いていました。飽きたので今は音楽カテに統合しています。

好きなバンドはアジカン、東京事変、ZAZEN BOYS、その他大勢。

音楽 カテゴリーの記事一覧 - ここだけの話。

 

[ドラム]

元吹奏楽ドラマーとして死に物狂いで練習していた頃に得た知識やノウハウをまとめたカテゴリー。

気になる僕の実力ですが、ちょっとした得意分野ではあるがとびぬけて技巧派というわけではない、くらいのレベルです。要するに普通です。

好きなドラマーはBenny Greb、Jojo Mayer、Steve Smith、その他大勢。

ドラム カテゴリーの記事一覧 - ここだけの話。

 

本・小説系

[本・小説]

ノンフィクションからミステリー、純文学からエッセイ、ジャンル問わずなんでも読みます。

紹介するのは良書だけ、紹介するならネタバレ無しがモットー。ネタバレ欲しい人はごめんなさい。

ちなみに僕が本好きになったのは幼稚園生のころ。母親曰く、狂ったように絵本を読み漁る子供だったらしいです。

好きな作家は西加奈子、森見登美彦、伊坂幸太郎などなど。好きな作家はある程度絞れるけど、好きな本は数えきれないほどある。

本・小説 カテゴリーの記事一覧 - ここだけの話。

 

マンガ・アニメ系

[マンガ・アニメ]

アニメは滅多に見ないので、ほとんどマンガ記事で埋め尽くされているカテゴリー。

マンガ紹介はもちろん、マンガ画像まとめ記事も多い。

ちなみに僕の「パプキン」という名前は、漫画「Pumpkin Scissors」からきています。

一番好きな漫画家は押見修造。変態っぽいのが好印象。

マンガ・アニメ カテゴリーの記事一覧 - ここだけの話。

 

その他

Twitterやってます

中学生のくせに純粋さの欠片も無いことツイートしてます。

 

オナ禁実践してます

冒頭でも書き、カテゴリー説明でも書いたけど懲りずに宣伝。

性欲が強い方なのかは分かりませんが、思春期なのでその辺の社会人には負けないという自負があります。

あとこんな風に性欲がどうとかヌケヌケと生々しいこと言いますが、その辺はどうか勘弁してください。

 

おしまい。

これからも応援よろしくお願いします。かぼでした。

 

2017/10/28 最終更新。