自由な遊び心の詰まった音楽。ASIAN KUNG-FU GENERATION 『All right part2』
PVはYouTubeに無かったので、LIVE動画で。
遊び心の詰まった歌詞
朝
居間のソファーの肘掛け
うずくまる猫と
エディと言う名の犬の模型
起き抜けに濃い珈琲を注いで
加糖を
嫌うビターな言葉
苦し紛れの嘘
気怠い午後に別れを告げ
心を解き放て
お気付きいただけただろうか...
この歌詞、頭にくる文字が全部五十音順になっています。
朝、居間、うずくまる、エディ、起き抜けで「あいうえお」。加糖、嫌う、苦し紛れ、気怠い、心で「かきくけこ」....
こんな調子で、さ行、た行、ら行まで出てくる。ゴッチ凝ってる。
言葉遊びの好きなゴッチらしい歌詞ですね。サプライズ的な感じがして楽しいです。
女性コーラスは誰?
誰?というか、ライブで名前出ちゃっていますが。
女性コーラスの正体は、チャットモンチーのボーカル、えっちゃんこと橋本絵莉子です。
幼さの残る透き通った歌声が魅力。
ちなみにチャットモンチーには、アジカンのゴッチをプロデューサーとして招き、曲を制作した、という過去があります。
お互いに刺激を受けているようですね。
歌詞のゆるさがいい
All right! オーライ! それでいいよ!
歌詞の自由な雰囲気を推していきたい。一番の見どころ。
左脳
死んだように生きるより
少しはマシだろ
精子のように樹海を抜け
そういうときは右脳に聞け
人間の脳は、左脳が論理、右脳が直感を主に司っています。そう考えると
ごちゃごちゃと考えてつまらない人生を送るより、直感でやりたいことを好きなだけする人生を送れ、迷ったら直感で決めろ、という風に解釈できますね。
サラリーマンを辞めてミュージシャンの道を選んだアジカンならではの言葉。
ララ
理解した素振りの
ルールは蹴散らせ
レールを進むつもりならない
ロープにすがる時代でもないだろ
理不尽で理解できないルールなんか蹴散らしてしまえ!
決まり決まった生き方などするつもりはねぇ!
会社につかまっていかないとやっていけない時代ではない、もう個人でも十分生きていける時代になっている!
もうその通りだと思いますよ、はい。
情報も簡単に手に入る、仲間も顧客も簡単に見つかる、そんな時代が来ています。もはやわざわざ会社に所属する意味はない。と社会経験のない学生の僕は勝手に思ってます。
現に、たった一人で始めたネットビジネスで大儲けしてる人もけっこうたくさんいます。大切なのは先入観を無くすことですね。
ありきたりなステップでも
オールライト
猿みたいなステップでも
オールライト
個性が出せない?オリジナリティが無い?いいよいいよ!
慣れてない?稚拙で恥ずかしい?いいよいいよ!
もう何でもアリ。All rightだから。アジカンだから。
まとめ
All right! オーライ! それでいいよ! っていう自由を感じる曲。コーラスも最高。
All right part2は、アルバム「ランドマーク」に収録されています。
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【画像解説】特定のサイトの閲覧をブロック!「Blacklist」導入と使い方まとめ。
- 「Blacklist」って何??
- Google chromeに「Blacklist」を導入する
- 「Blacklist」の使い方まとめ
- プラスα...仕様?不具合? Blacklistの気になる部分
- あとがき
「Blacklist」って何??
Blacklistとは、指定したサイトを閲覧不可にすることができる、google chromeの拡張機能です。
(拡張機能...本来備わっていない機能を付け足して、自分好みにカスタマイズできる機能のこと。今回の場合、「指定したサイトを閲覧不可にする」という機能を付け足します。)
どうしてもネットサーフィンがやめられない、子供に見せたくないコンテンツがある、そんなときに便利。
機能美を突き詰めたシンプルさと、閲覧中のサイトもワンクリックで瞬時に非表示にできてしまうところが魅力。
複雑な設定も不要で、PC初心者にも非常に扱いやすい代物になっています。
Google chromeに「Blacklist」を導入する
①下のリンクから、chromeのウェブストアへ飛びます。
②右上あたりの「CHROMEに追加」をクリック。(安全でお金もかからないので、安心してください。)
僕は既に追加しているので、「CHROMEに追加済み」と表示されています。
③「「Blacklist」を追加しますか?」と聞かれたら、「拡張機能を追加」をクリック。
これで導入は完了。
「Blacklist」の使い方まとめ
サイトを閲覧不可にする
今回は、ネットサーフィンの代名詞とも言える日本最大の掲示板サイト「2ちゃんねる」をブロックしてみます。
①閲覧を禁止したいサイトにアクセスする
今回の場合、https://www.2ch.net/ですね。
②chromeの右上の、斜め線の入ったアイコンをクリック。
(これがBlacklistのアイコンです)
③「Blacklist site」をクリック。
( 不具合で「Remove undefined from the Blacklist」と表示されていた場合、F5キーを押してリロードすると直ります )
④完了。サイトを非表示にさせることができました。
サイトの閲覧不可を解除する
①解除したいサイトにアクセス
②chrome右上の、Blacklistのアイコンをクリック
③「Remove ~~~~~」をクリック。
( 不具合で「Blacklist site」と表示されていた場合、F5キーを押してリロードすると直ります )
一瞬の気の迷いで解除してしまわない親切設計。通称「15秒待ってやる」
15秒以内に「Cansel Unlisting」をクリックすると、解除のキャンセルができます。
④何も触らずに15秒待てば、解除完了。
プラスα...仕様?不具合? Blacklistの気になる部分
サイトをブロックできない or 解除できない
使い方にも書いたが、たまにブロックしていないサイトで「Remove ~~~~」、また閲覧不可になっているサイトで「Blacklist site」と表示される場合がある。
(ブロックしていないサイトで「Remove ~~~~~」が表示される例)
新しいタブで開いたりしたときによく起こるこの現象だが、これは紛れもない不具合。
これも使い方のところで書きましたが、F5キーを押してサイトをリロードすると直る。
簡単に解決できるので、大した問題にはならない。
ブロックした覚えのない閲覧不可サイトがある
(僕の知るケースならば)仕様だ。
例えば、次の画像は2ちゃんねるの「ブログ」でスレタイ検索した結果だ。
ここでこのページをブロックするとしよう。
「search.2ch.net/search?q=ブログ」というURLがBlacklistに追加される...と思いきや。
実際にBlacklistに追加されるのはこの部分。
つまり、「ブログ」の検索結果ページだけでなく、search.2ch.netがつくページは全て閲覧不可になる。
「ブロックした覚えないんだけど...」というページは、おそらくそのサイトの別のページをブロックした結果でしょう。
自動でサイト全体をブロックしてくれるのだが、ページごとで設定したい人にはちょっと不便に感じるかも。
個人的には、ページによって例外をつくるなんて機会、無いと思いますけど。
あとがき
圧倒的シンプルさ故の使い易さは、閲覧ブロック系の拡張機能の中でもトップクラスだと思う。
僕はごちゃごちゃした余計な情報をシャットアウトするために使い始めましたが、効果はてきめん。2chと2chまとめサイトをいくつかブロックするだけで、情報が圧倒的に厳選されるようになりました。
ついでにネットサーフィンの時間も激減した。
ネットを使う全ての人に知ってもらいたい拡張機能でした。
おわり。
本当におもしろかった東野圭吾のおすすめ本ランキングベスト10
推理作家の代表格として数々の名作を生み出し、日本推理作家協会の理事長にも選ばれた東野圭吾。
東野圭吾の何がすごいかと言われると、理知的で読みやすい文章、作品の多様性、そして何より、どの作品にも人間臭さがあること。
推理作家としての東野圭吾は、超一流です。
理系ならではのシンプルで無駄の無い文、それにエンジニアとして培った知識を生かした、理工系のテーマ。
かといってそれだけに頼らず、サスペンスからお笑い、娯楽小説まで、幅広い作風を持っています。
そして東野圭吾は、「ただの超一流推理作家」にとどまらない。東野圭吾の作品は、トリックを楽しんであーおもしろかったで済ませられないのです。
もちろんトリックの巧さは随一のものだが、衝撃のラストの先にあるもの、冷静沈着に見えた犯人の人間味あふれる部分、そこまで楽しめてこその東野圭吾。
犯人のトリックよりも犯人の動機に心を打たれてしまう、そんな感じですね。
さて、今回はそんな東野圭吾の作品をランキング化しました。
できるだけ公平に、誰にでも楽しめることを基準に選んだつもり。
これで少しでも東野ファンが増えてくれると嬉しい。
- 10位: 片思い
- 9位: 名探偵の掟
- 8位: 聖女の救済
- 7位: 手紙
- 6位: あの頃ぼくらはアホでした
- 5位: 〇笑小説シリーズ
- 4位: ナミヤ雑貨店の奇蹟
- 3位: 秘密
- 2位: 白夜行
- 1位: 容疑者Xの献身
10位: 片思い
十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが…。
十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。
ロマンチックなタイトルとは裏腹に、深く心に刺さる内容。
男と女の狭間で生きる、性同一性障害という難しいテーマを東野ワールドにうまく溶け込ませた。そんな作品。
ちなみにWOWWOWでドラマ化もしています。
9位: 名探偵の掟
完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。
フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?
本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。
邪道というか、変化球というか、とにかく一風変わった作品。
天下一大五郎というふざけた名前の名探偵が次々と事件を解決する、そんな陳腐なストーリーの中で、ミステリ界のお約束、ミステリ読者がしてしまいがちな考えを皮肉った、どちらかというと娯楽小説に近い作品です。
東野圭吾をある程度読んだ人なら、「こんなこと考えながら書いてんのかw」とそれはもう爆笑必至、酔っ払った東野圭吾の愚痴を笑いながら聞いている気分で読めます。
そういう意味では、ある種のエッセイともいえるのかもしれない。
注意してほしいのは、ミステリとして読もうと思ったら、クソほどおもしろくない、ということ。
衝撃のトリックを楽しむ作品ではないです。画一的になってしまった推理小説界を自虐的に笑うだけの作品なので。
それとミステリを一切知らない、という人にとってもこれまたクソつまらないでしょう。ミステリ好きが息抜きに読む本、という狭いニーズに応えるには、これ以上ないくらいピッタリの本ですね。
ちなみに続編もあります。
8位: 聖女の救済
資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。
難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。
驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。
大人気探偵ガリレオシリーズ屈指の名作。
すぐそこにあるのに誰も気付かない、思いつきそうで思いつかない、思いついても誰もやらない、そんな驚異的な執念に満ちた驚くべきトリック。ガリレオシリーズの人気を更に加速させた作品です。
それにしてもタイトルが秀逸。
このタイトルの意味は、最後まで読まないとわからないでしょう。
7位: 手紙
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。
人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
殺人事件とその解決、という推理小説の舞台から一歩引いて、「罪とは何か、償いとは何か」を扱った作品。
加害者の家族、それも犯罪の動機に関わっている人間に、幸せになる権利はないのか。そんな人間が幸せになるなど罪なのだろうか。そんな悩みを持つ主人公の出した結論とは?最後まで目が離せません。
映画化もされています。涙なしでは見られない感動作。
6位: あの頃ぼくらはアホでした
命がけの学生時代!抱腹絶倒の青春記。
小学校から大学まで、疾風怒濤の学生時代をパワフル&赤裸々に語る爆笑エッセイ。
「たぶんもうエッセイは書かない」と宣言した東野圭吾の、数少ないエッセイ集のひとつ。
深く重苦しい文章も書ける東野圭吾、流石と言うべきか、ユーモアのセンスも抜群。男はみんなアホ、それはもうそういう風に設計されているとしか言えないレベルでアホだと僕は思うんですが、東野圭吾は筋金入りのアホだったようで。
真面目な作品とのギャップ驚いたような、どこかで「こんな人にしか書けないかもなぁ」なんて納得したような、そんなこと考える余裕もないくらい笑い転げたような....とにかくいい作品でした。爆笑必至。
これも「名探偵の掟」同様、ミステリというジャンルではないので、推理小説が読みたい人は東野圭吾というだけで騙されて買わないように。お堅いものが好きな人は東野圭吾のアホさにガッカリするかもしれない。
さっきから自分のことを棚に上げてアホ、アホと連呼している。誤解されないように付け加えておくが、アホは褒め言葉である。
5位: 〇笑小説シリーズ
シリーズものを詰め込むことでとにかく大量の本を紹介する作戦。
このシリーズは僕も大好きなんですが、どの作品も甲乙つけ難かったので、シリーズとしていっぺんに紹介することにしました。
この『〇笑小説シリーズ』は、ユーモア短編集です。現在、「怪笑小説」「毒笑小説」「黒笑小説」「歪笑小説」の四作品が発表されています。
怪しくて、毒があって、黒くて、歪。それぞれのタイトルの頭にくる文字でピンときた人がいたかもしれない。
そう、このシリーズはブラックジョークを詰め込んだ短編集です。社会風刺を満遍なくまき散らし、皮肉を吐きまくる、それはもう痛快の一言に尽きますね。
これも本格ミステリとはほど遠い。作風としては星新一に近い気がする。
ぶっ飛んだ発想力で世界をかき回す、普段本を読まない人にも読みやすい作品でした。
ちなみに、シリーズ最新作「歪笑小説」のキャッチコピーは「だから作家になんてなるもんじゃない!」。
4位: ナミヤ雑貨店の奇蹟
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。
廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。
次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?
ハートフルでほっこりさせられる作品。
とにかく泣ける。ランキングを泣けるかどうかの視点で考えれば、もう圧倒的、ダントツの1位でしょう。
過去と現在を繋ぐお悩み相談の手紙、その不思議な手紙に返事を書いてしまう、人間味溢れる主人公たち。彼らが繋ぐ物語が、ナミヤ雑貨店に奇蹟を起こす。
涙腺崩壊、感動必至の物語。
そして映画化も決定。2017年9月23日公開予定。
見に行くときはハンカチを忘れてはいけない。
3位: 秘密
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。
妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。
映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。
下積み時代の長かった東野圭吾がブレイクするきっかけになった出世作。キャッチコピーは「運命は、愛する人を二度奪っていく」。
娘でもあり妻でもある複雑な存在、嫉妬、欲望、喪失感、どろどろとした感情とその結膜。妻と娘に隠された秘密に気付いたとき、感動が沸き起こる。
「秘密」という普遍的なタイトルに隠された重み、秘密に秘密を重ね、それを真実とする辛い決意。そういうのがよかったです。
正直読む前は「コナンみてえな設定だな...」とか思ってしまいましたが、期待以上、いや期待を遥かに超える作品でした。
2位: 白夜行
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。
二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。
息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。
累計200万部の大ヒットを記録した、東野圭吾を東野圭吾たらしめる、ミステリ界の問題作です。
本の分厚さと、長くても飽きさせることのない、次へ次へと夢中になって読んでしまうストーリー。そのスケールの大きすぎるストーリーを根幹から支える、東野圭吾の圧倒的文章力。何をとっても、ただただ東野圭吾の凄さを知るばかりですね。
この物語の主軸となる二人の描写が何よりの見どころ。決して対面することなく、二人があからさまに関わりを持つことなく、それなのに異様だとも言えるほどに堅い絆で結ばれた二人。その絶対的な信頼が起こす、緻密で完璧な崩れることの無い犯罪。畏怖の念すら抱いてしまうほど。
映画化もされています。
あまりの本の厚さに読み切れるか不安になる人は、先に映画を見て置くのもいい手かもしれない。
1位: 容疑者Xの献身
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。
だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。
ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
ガリレオシリーズ史上最高傑作の称号を誇る、超人気作。
愛によって遂げられる犯罪が、愛によって暴かれる。完全犯罪を打ち破った唯一の誤算が愛。トリックとは別のところに重点を置く東野圭吾の構成力の巧さが光る。
完全犯罪が成立してもしなくても、必ず悲しみ苦しむ人が出てくる、そういう意味では欠落だらけの犯罪。そして理屈では説明できない苦しみを背負う、人間の不完全さ。それすらも愛せてしまうような愛おしさを感じる作品です。
天才と言われようと一人の人間であることに変わりはないことを実感させられた。
さて、この作品も映画化されていますが、これは本当にぜひ、ぜひ!見てほしい。
今まではオマケ的に「映画化もされてるよー」なんて書いてきましたが、今回はれっきとした宣伝です。映画化された東野作品の中でも、特に完成度の高い映画に仕上がっています。
以上。いかがだったでしょうか。
推理好きもそうでない方も、ぜひ東野圭吾に触れてみてほしいです。
おわり。
ネタバレ無し!全作読破した伊坂ファンの考える、伊坂幸太郎のおすすめ小説ランキング
至る所に張り巡らされた伏線と、終盤でそれらを漏れなく回収してしまう構成。
コミカルで皮肉の効いた独特なセリフの言い回し。
違う作品同士の中で共通して登場する個性的なキャラクター。
ハチャメチャな爽快感を生み出すストーリー。
語っても語り尽せないほどの魅力を持つ作家のひとりが、今回紹介する伊坂幸太郎です。
タイトル通りランキング形式で紹介することにしました。作品のおもしろさと、「何度でも読み返したくなるか」を基準に決めさせてもらいました。
その個性溢れる作品たちを、とくとご覧あれ。
- 10位: 重力ピエロ
- 9位: 陽気なギャングが地球を回す
- 8位: オーデュボンの祈り
- 7位: グラスホッパー
- 6位: 終末のフール
- 5位: ゴールデンスランバー
- 4位: 死神の精度
- 3位: チルドレン
- 2位: アヒルと鴨のコインロッカー
- 1位: 砂漠
10位: 重力ピエロ
兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。
背景は重たくとも、雰囲気はコミカルで前向き。不思議な感覚の小説。
様々なところでリンクするいくつかの出来事、それらを紐解いた先に見える真実。
秘密をかかえた家族の、少しブラックで、でもとても温かい物語です。
ちなみに映画化もされています。
映画の方も原作に負けないくらいおもしろいから、ぜひ見てほしい。
9位: 陽気なギャングが地球を回す
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。
この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!
奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス!
伊坂幸太郎の名を文学界知らしめた人気作。それぞれが特殊な能力を持った、四人の銀行強盗犯が主人公。
奇抜な設定、息もつかせぬ展開、衝撃のラストに、あなたも伊坂中毒になること間違いなしの作品です。
陽気なギャング、という響きがすでに楽しい。
そしてこの陽気なギャングたちの活躍は、一作品にとどまらない。
映画化はもちろん、続編まで出て、陽気なギャングは晴れて「陽気なギャングシリーズ」に昇格したのです。
現在、全部で3作品が発表されています。
8位: オーデュボンの祈り
[rakuten:book:11213578:detail]
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。
江戸以来外界から遮断されている“荻島"には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。
次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?
人語を操り未来の見えるカカシ、というこれまた奇妙な設定ですが、そんな非現実的なことも気にならなくなってしまうくらい惹きこまれてしまう物語。
そして過去にないくらい緻密な伏線回収ラストが凄すぎる。ピタゴラスイッチみたいですよ。
パズルのピースが次々とハマっていくような、その恐ろしく連鎖的などんでん返しは圧巻の一言に尽きます。
7位: グラスホッパー
復讐を横取りされた。元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!
この小説の特徴が、三人の視点で描かれる構成。
それぞれ関わりの無かったように見えた三人の目線が、一斉に「押し屋」に向かうとき、運命の歯車は回り出します。
ラストに向かうにつれて3人の距離が縮まっていく不思議な高揚感は、読まない人には決してわかるものでは無いでしょう。
伊坂幸太郎の作品はなぜかよく映画化される。グラスホッパーは比較的最近になって映画化されたから、記憶に新しい人もいるかもしれません。
ちなみに続編もあります。前作とはまるっきり別の話になりますが、前作の登場人物も多数登場。こっちも面白かったので、グラスホッパーが気に入った人にオススメ。
6位: 終末のフール
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。
仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。
家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。
伊坂の得意とする、リンクする登場人物を思う存分に楽しめる短編集。
短編集なだけあってたくさんのキャラクターが登場しますが、誰もが漏れなく魅力的。個性と人間味の溢れるその姿に好きにならないはずがない。
また、各短編のタイトルが「終末のフール」「太陽のシール」「演劇のオール」というように、綺麗に統一されています。伊坂幸太郎の遊び心が窺えますね。
個人的には「鋼鉄のウール」が一番のお気に入り。かっちょいい。
5位: ゴールデンスランバー
仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。
同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した。どうやら、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられているようだ。
この巨大な陰謀から、果たして逃げ切ることはできるのか?
本屋大賞も受賞した、伊坂幸太郎の出世作。
首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公が警察から逃げきる、という王道を行く物語。
学生時代のかつての仲間を頼りに人生を繋いでいく、一度読むと止められない、一気読み必須の逃亡劇です。
しつこいようですが、この小説もやっぱり映画化されてました。堺雅人、香川照之、劇団ひとり、濱田岳という豪華キャスト終結。
映画も見た人間の感想としては、原作の方が断然面白かったです
4位: 死神の精度
CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。
一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。
伊坂ファンならば誰もが認める傑作。伊坂幸太郎特有の「真面目にユーモア」が満遍なく散りばめられた短編集です。
主人公が死神、という突拍子もない設定にも関わらず、その文章は期待を裏切らない。むしろ期待を遥かに超えたおもしろさ。
死神の何気ない判断が時を越えて奇跡を起こす、そのさりげなく小さなラストは見逃せない。
続編もあります。続編は長編になっているので、オチだけで言うとこっちの方が面白いかもしれない。
死神の精度だけでは物足りなかった人も、こちらをどうぞ。
3位: チルドレン
活字離れのあなたに効く、小説の喜び
ばかばかしくも、恰好よい、伊坂幸太郎が届ける「5つの奇跡」「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。
何気ない日常に起こった5つの物語が、1つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。
滑稽で、めちゃくちゃで、ばかばかしくて、でも格好いい。
伊坂幸太郎の良さが全部詰まった短編集です。初心者におすすめするならば、真っ先にこれが挙げられるでしょう。
いつも騒動の中心にいる、自分勝手だけど憎めない男、陣内。これを読めば誰もが「かっこいい大人」の意味を理解する。
続編もやはり面白い。
個人的にはまだまだ続編出してほしい爽快感。伊坂幸太郎の勢いは止まりません。
2位: アヒルと鴨のコインロッカー
ボブ・ディランはまだ鳴っているんだろうか?
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。
彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!
清冽な余韻を残す傑作ミステリ。第25回吉川英治文学新人賞受賞。
ファンの間でも傑作との呼び声の高い、伊坂幸太郎の代表作です。
謎だらけの人物に、奇妙なストーリーに、どこか抜けたところのある会話に、ふわふわとした気持ちで読み進めていく。そしてラストの伏線回収で、切なさがどっと流れ込んできます。
全てを知り理解してしまったことで初めて、これまでの疑問が全て切なさに転換される。その素晴らしさを味わえる物語。
そして作中で「神様の声」だと称されるボブ・ディラン。ディランを聞きたくてたまらなくなる作品でもあります。
例に漏れず、やっぱり映画化。
映画もすごく良い。古い映画なので随分とチープな感じがしますが、原作の雰囲気がよく出ていてとてもおもしろかったです。
1位: 砂漠
入学した大学で出会った5人の男女。
ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決……。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。
自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。
伊坂幸太郎の中でもちょっと扱いが軽いというか、正直、有名作代表作というわけではない。
それでも僕は、この本を一位に選びました。伊坂の最高傑作だと称される作品ですら覆せないほど、僕の中で根強い人気を誇っている作品だからです。
独特な魅力と輝きを放つ登場人物。彼らの中に育まれる絶対的な友情。それさえあれば他はいらないといえるほど、それらの持つ魅力は大きい。
様々な要素が入り混じったストーリーにある、二度と経験することのできない大学時代青春と焦燥。馬鹿らしくも愛すべきその青春には、誰もが思い当たるところがあるはず。
どんな人にも、どんな出来事にも、どんな青春にも、絶対に愛すべきところがある。今一度、この本を読みながら自分の青春時代を思い返してみてはどうでしょう。
こんな感じで今回は終わり。参考になれば嬉しいです。
『ヤバイTシャツ屋さん』のヤバいところ全部挙げてみる
本当にヤバイバンドを見つけてしまいました。
もう「ヤバイ」としか言えない。何でも伝わってしまう「ヤバイ」という言葉の汎用性が既にヤバイが、その話は置いといて、今回はとあるヤバイバンドの話をします。
ちなみにこれだけで5回「ヤバイ」という言葉を使っている。語彙力がヤバイ。
この記事を最後まで読み終わる頃には、僕のイメージワードは「ヤバイ」になっていることでしょう。
今年ブレイク間違いなしのバンド、「ヤバイTシャツ屋さん」
「ヤバイTシャツ屋さん」は、大阪府で結成されたお笑いトリオロックバンド。
略称は「ヤバT」。
僕がこのバンドを知ったきっかけを話そうと思ったが、いかんせん僕がいつどこでこのバンドを知ったのか、まったく思い出せない。
「今日は何の記事書こうかな... あっ、ヤバTなんてどうかな...。
・・・あれ?ヤバTってなんだっけ...??」
こんな感じ。ヤバTが僕の脳内に直接アクセスしてきたとしか考えられない。
来歴がヤバイ
Wikipediaの「来歴」欄の一文目がこれだ。
大阪芸術大学に在学していたメンバーによって2012年5月に結成されるが、わずか1ヶ月で活動を休止。
しょっぱなから笑いとりにいきすぎだろ。何やってんだ。
そして二文目がこれである。
翌2013年10月に活動を再開するが、その時も1ヶ月で休止。
おい!!
2014年7月に再び活動を再開してから、やっと普通のバンドっぽくなってきたようですね。
いや、普通のバンドではないのだけれど。
ここらは序の口です。
公式HPがヤバイ
「そこまでヤバくない」と嘯くこのHP。公式と書いてあるが本当に公式かどうかは疑問。
ちなみにこっちは新HPで、メジャーデビューする前に運営していた旧HPも存在します。
大人がついたので
HPがちゃんとしたやつになりました!!
ちゃんとしてない。
ヤバイTシャツ屋さんは「テイラースウィフトとの対バン」を目標にして活動をしています。
もしこれをご覧のテイラースウィフトさん本人、 または関係者の方
ご興味をお持ち頂けましたらご連絡ください。
どこ目標にしてんだ...
大阪を拠点に活動する、こやまたくや・しばたありぼぼ・もりもりもとによる3人組ガールズテクノポップユニット。
ガールは一人だしテクノも無いしユニットというより普通にスリーピースバンド。
躍動感溢れるパフォーマンスとストーリー性のある歌詞で50代女性をターゲットに活動中。
ストーリー性無い。50代女性というニッチすぎる層がターゲットだそうだが、実際は10代20代の若者に人気。
ボケのエンドレス。
ネットの情報は嘘まみれらしいですが、今回で確信しました。
ネットの情報を鵜呑みにしてはいけない。たとえそれが公式HPだったとしてもである。
メンバーがヤバイ
メンバー紹介に入ります。
こやまたくや(ボーカル,ギター)
友達が少ない。
すぐ「しにたい」って言う。
「ふざけたバンドって言われたしにたい」って感じなのでしょうか。本当は人生最高に楽しんでそう。
公式HPにまともな情報が無いのはお約束。
本名は小山 拓也(こやま たくや)。
本名や寿司くん名義で映像作家として自主アニメ制作やMV監督の制作活動もしている。寿司くんってなんだ。
岡崎体育は中学校の先輩で、ミュージックビデオの制作を手掛けているらしい。
猫アレルギー持ち。
ヤバTのぶっ飛んだ歌詞の犯人でもあります。
やたら更新するツイッターにも定評がある。
彼氏が友達いないなうに使っていいよ pic.twitter.com/r0Exbdv3wz
— こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん) (@yabaT_koyacial) 2017年8月4日
しばたありぼぼ(ボーカル,ベース)
話それてる。あと公式HPで別バンドの名前出すなや。
本名は柴田 亜里沙(しばた ありさ)。ありさが「ありぼぼ」になった経緯は謎。
一度聞いたら惚れてしまいそうな、幼さの残る声が魅力です。
猫を飼っている。
ちなみに、「しばたありぼぼ」でgoogle検索すると、検索候補に「しばたありぼぼ かわいい」「しばたありぼぼ ブス」の両方が出てきます。ミュージシャンなのに演奏と全く関係のことを言われるのは、人間の悲しい文化のひとつですね。
僕もそんな低俗なジャッジに参加させてもらいます。
しばたありぼぼは、かわいい。
何がかわいいって、いつも道重Tシャツ着てるところが一番かわいい。
もりもりもと(ドラム,コーラス)
友達が少ない。
身長が700mある。
【悲報】ヤバイTシャツ屋さん、メンバー全員友達が少ないwwwww
というスレでも立ちそうな勢い。身長バケモノかよ。
本名は森本 啓太(もりもと けいた)。なんとなく太ってそうな名前ですね。ドラマーはなぜみんな太っているのだろうか。
静岡県生まれ。メンバーの中で唯一関西出身ではない。
Wikipediaを見ると、一言だけ「犬派。」と書かれている。他になんかないのか。
Wikipediaを見てもわかるとおり、メンバー3人の中で、一番書くことがない人です。
大人しい性格なのもあるだろうが、他の二人が目立ちすぎなのだ。というかドラマーはだいたい目立たない人ばっかりだ。(僕を含めて)
もりもりもとに、もっと、スポットライトを。
タイトルと歌詞と曲がヤバイ
ここにきてやっと曲紹介。これを紹介しないことには終われません。
あつまれ!パーティーピーポー
パリピwwwパリピwww俺も混ぜてくれwwwww
酒飲めへんしwwwww踊れへんけどwwwwwwwww
ノリノリの曲調がいかにもパリピっぽいですね。
そしてこのMV、実はハリウッドで撮ってましたーっていうオチ。ハリウッドにまで行ってこんなあほくさい(褒め言葉)映像を撮っているのが場違いすぎる。
ネコ飼いたい
ネコ!!ネコ!!ネコ飼いたい!!!
「ヤバイTシャツ屋さんで、『絆』」って言った瞬間にお客さん笑ってしまってるとこがおもしろすぎる。
「そんな曲ないやん!」というツッコミも欠かさず、凄まじい一体感で歌い出すも「ネコ飼いたい」しか言ってない。
そして作詞を手掛けるこやまたくやは猫アレルギーです。
ヤバみ
ヤバみバみバみバみバみが深みでぇ~!
初っ端から英語で歌い出すから拍子抜け。
どうした音楽性変えるのかと心配したんですが、日本語でやっぱりフザけてるのを聞いて安心しました。
英語の方の和訳も調べてみたら、もうヤバTから抜け出せなくなる。
まとめ ヤバイTシャツ屋さんは今日本一はっちゃけてるバンド
見てもらって分かったと思いますが、ヤバTはヤバイ。
誰にもすがらない挑戦的な姿勢、音楽は楽しむためにあるべきだ、という考えを確信を持って実行する、その潔さ。
断言させてもらいます。ヤバTは絶対にブレイクする。
既にブレイクしかけてるこのタイミングで断言するのはちょっと卑怯だが。
正直、僕もヤバTよく知らないです。
「一刻も早くこのヤバさを伝えなければ!」という一心で記事を書いので、まだ曲をじっくりと味わっていないんですよね。
今からじっくり...と思ったんですが、そういうバンドでもないので、適当に聞いておくことにします
おしまい。
RADWIMPS、凛として時雨、アジカン...最近のバンドボーカル、ソロ活動しすぎじゃない?
RADWIMPS - 野田洋次郎「illion」
前前前世で大ブレイクしたバンド、RADWIMPSのボーカル。
ほぼ全ての作詞・作曲を務め、担当のギター&ボーカル以外にも様々な楽器を演奏でき、その傍ら俳優として映画にも出演、そして両利きという、何でもできるマンです。
2012年に「illion」(イリオン)名義で活動を開始。
「絶体絶命」がリリースされたのが2011年だから、ちょうどRADWIMPSが話題になり始めた頃ですね。ちなみにこの「絶体絶命」は僕の買ったRADの初めてのアルバムであり、RADの中で一番好きなアルバムでもあります。
そして2013年には早くもファーストアルバム「UBU」を発表。全15曲収録。
ここからillionとしての活動はぱたりと止んでしまいます。
バンドが忙しかったんだろうね、たぶんね。
そして2016年、久しぶりに活動を見せるillion。
二枚のシングルとたて続けにアルバム「P.Y.L」を発表します。全11曲収録。
8月に君の名は。が公開されて、9月にシングル10月にアルバム...という感じだから君の名はにかぶせてきたんだろうけど...ぶっちゃけ話題にはなりませんでしたね
ところが2017年、野田洋次郎のillionという活動は、ついに世間に認知されることになる。
「BANKA」が実写映画「東京喰種」の主題歌に適用されたのだ。
余談ですが僕は最初「BANANA」と見間違え、ひどく困惑しました。恥ずかしいです。
せっかくなので歌詞も見ておきます。
愛にもたれないで 愛を語らないで
無理にふりかざしたりはしないでよなんですぐ頼るの? なんでよりかかるの?
そんな 曖昧なもので 片目を ふさがないで
サビがこんな感じ。どうした病んでんのか?と思ったが、映画のために書き下ろした曲なのだそう。
愛を簡単に軽く扱うことを否定し、愛という名のもとに戦争をする人間、愛はときに人の命を奪う、ということに問題を投げかけるような歌詞ですね。
切なくて必死な歌声が、RADWIMPSのはっちゃける感じとはまた違った雰囲気を出していて、とても素敵だと思います。
2ndアルバム「P.Y.L」は「BANKA」を追加収録して再発売されることになりました。
買うべし。
凛として時雨 - TK「TK from 凛として時雨」
RADWIMPSとアジカンはけっこうよく知ってるんだけど、この凛として時雨だけよく知らない。ファンの方には申し訳ないばかりです。
時雨は何も悪くない。今までなんとなく聞いてこなかった僕が悪い。
そう、凛として時雨を知らない人に断っておきますが、時雨は知名度が低いわけではない。むしろ売れっ子バンドだ。
高音のツインボーカルに激しいドラム、まさにロック界のやんちゃ坊主です。
2011年、ボーカルのTKがソロ活動を開始。
そしてこっからが面白い。「unravel」がアニメ「東京喰種」の主題歌になったのだ。
あれ?デジャヴ?さっきも聞いたよ東京なんとかってやつ?
ごっちゃになってしまいますが、実写映画がRADボーカル、アニメが時雨ボーカルです。ボーカルのソロ活動が思わぬところで繋がることに気付いた僕、ちょっと嬉しくなりました。
もっと面白い話をしよう。「凛として時雨」「TK from 凛として時雨」で検索してみると、「TK from 凛として時雨」の方がヒット数が多い。
どうしちゃったんだTK。ちょっと引っ込め。
ASIAN KUNG-FU GENERATION - 後藤正文「gotch」
ASIAN KUNG-FU GENERATION、通称アジカンの問題児、ボーカル後藤正文。
Gotch名義でツイッターをしており炎上しちゃったりしていますが、それはまた別の話。
2014年、「Gotch」名義でソロ活動開始。
音楽がだれでも発進できるようになってきて、一方で技術がコンピューターに置き換わり誰でもいい仕事が増えているが、その危機感から、だれでもよくない、この人でないとできないことを追求した
インタビューでこのように述べた通り、バンドとは一味違う、ゴッチらしさが前に出た楽曲に仕上がっています。
柔らかい低音の効いた歌声に、詩的な歌詞、ポップな曲調は後期のアジカンと通じるものがありますね。
だが、やはりアジカンとは決定的に違う、この軽快なオシャレ感。アジカンとはまるっきり別のサウンドを追求していくようです。
アジカンの活動が大きすぎて影に隠れてしまっているソロ活動ですが、これからに期待のもてる、目の離せないアーティストです。
なぜソロ活動を始めるのか?
バンドとは別の音楽性の追求、というのが大方の意見でしょう。
メンバーとコミュニケーションをとって、みんなで作り上げていく音楽が、バンドの音楽です。ソロになるとその「メンバーと一緒に」という枷が外れる。枷と言っては可哀想だけども、とにかく身軽に気軽に別の音楽を追及できるのです。
それに、バンドとしてある程度成功してしまうと、音楽性を変えづらくなる。急にころりと別の音楽に移ってしまうと、ファンは離れ、人気の暴落に繋がりかねない。
バンドが波に乗ってきたことをきっかけにソロ活動を始める人が多いのも、こういう理由かもしれません。
そして、ソロ活動をしているのはボーカルだけじゃない。
アジカンのドラマーも別のインストバンドやってるし、時雨のドラマーなんてドラマー20人集めてオーケストラ作っちゃってる。
楽器隊の人たちもちゃっかり別のバンドと掛け持ちしてたりします。ただボーカルの活動が目立ちすぎるだけで。
楽器をやっている人なら誰もがオールジャンル演奏できるようになりたいでしょう。別にバンドメンバーと喧嘩して離れ離れになっているわけではないんです。
今回はこの辺で、おしまい。
ブログ始めて3カ月経ったので、始める前と比べて変わったことをまとめてみた
記念日とかそういうのに無頓着な僕。正直、全然気付いていませんでした。
ブログの管理画面でいろいろいじくってる時に、「ブログ開設日」という文字を見つけて唖然としました。もう3カ月も経ったのかと。
時間が経つのは早いですね。
「これ何かの記事ネタにできないかなぁ」と考えてできたのがこの記事。
ブログを始める前と後で僕が変わったこと、ブログのメリット、デメリットを書いていこうと思います。
特に目新しいテーマでもなく、内容に特別面白味があるとも言い難い。でもまぁ、別にいいよね?みんな読んでくれるよね?
ブログを始める前と比べて変わったこと
①文章の質・執筆スピードが上がった
僕は小さいときから本を読むのが好きで、そのおかげというわけか、学校の中でも作文は上手に書けるほうでした。いや、書ける方だと思っていました。
確かに学校で作文はやらないわけではないが、そんなの書く機会は滅多にない。夏休みや冬休みの宿題、校内で行われた弁論大会、それに先生に怒られたときの反省文、そのくらいです。
年に数回、ちょこまかと作文を書くだけ。そのときだけ僕は、みんなよりちょっと早く書き終わって鼻を高くしていたのでした。
そんな「作文は得意だし~」なんて思っていた僕は、甘い気持ちでブログを始めました。それが苦痛のはじまりはじまり。
文字数が全然続かない。時間を削りに削って書いた文章が1000文字ちょっとしかない。これは作文用紙3枚に匹敵する。
そんな僕を横目にとあるブロガーは「一記事2000文字は絶対に書くようにしている」なんてぬかしおる。ってやんでぇ!べらぼうめぇ!
これではほとんど毎日「なつやすみのおもいで」を書かされるようなもの。僕には耐えられないと思いました。そんなに書くことないしネタがっても内容が追い付かない。ここは地獄か。エンマ大王はどこだシバくぞ
と、こんなことを思っていましたが、今ではすっかり慣れてしまった。
一記事2000文字も一応達成できています。というか普通に書いたらだいたい2000字は越えるようになってきました。
もはや一般常識。信号が青のときだけ渡るのと同じように僕は2000字以上の記事を書くようになったのです。
追記。最近では文字数とかほとんど気にしなくなりました。
1000文字ちょっとの内容スカスカの記事もたまにあります。ごめんなさい。
そして、当然ながら文章の質も伸びてきました。いまだに無個性で似たようなネタばかり乱用する文章ではありますが、読めないことはないでしょう。
②メモをつけるクセができた
ブログをするからには、記事ネタを自分で探さなければいけません。
ブログ開設当時の僕がネタに困ったことは予想ができるでしょう。否定するまでもなくその通りでした。
なんたって、そのときの僕はパソコンに向かってから「今日は何を書こう」と考えていた。そして書くネタが思いつかず、けっきょくやる気を無くす、その繰り返しでしたね。
何より「あ、これ記事にできそう」と思ったことがあっても、十分後には忘れていた。僕はチンパンジーであった。
そんな僕が今大事にしていることが、メモです。
メモといっても、ポケットに忍ばせるようなオシャレなものじゃない。A4コピー用紙を机の上に置いて、記事ネタを思いついたときに即座にそこに殴り書きするのです。
記憶力に自信がありながら物忘れをし、物忘れをしたことすら忘れるから「メモしなくても覚えられる!」なんて考えていたのが以前の僕。完全にボケジジイ。
やはり忘れるものは忘れる。ブログネタというアイデア系の事柄なんか、なおさらのこと。
そんな悩みから始まった僕の「メモ管理術」は、ブログネタだけにとどまりませんでした。メモすることの便利さ、快適さに今ごろ気付いた僕は、ありとあらゆるものをメモ化していきます。
一日の計画、今月の目標、謎の計算式、「いつかやってみたいことリスト」、「モテるためにやるべきことリスト」等々のメモ用紙にまみれ、僕の机の上は大変なことになってしまっています。これからはちょっと控えようと思う。
③ネットの無意味さを知った
ネットで情報提供している僕が言うのもなんですが、ネットの情報に価値をおいてはいけません。
偽情報が多いとかそういうのもそうなんだけど、「ネット情報で何もかも分かった気になる」という人が凄く多い。
今じゃネットは情報の宝庫のように考えられていますが、ネットで得た情報ほど価値のないものはない。
ネット検索でヒットした全ての情報よりも、一冊の本に書かれてある情報の方が、圧倒的に深く信頼性のある情報を手に入れられる。ネットは表面的な知識しか得られないと僕は思っています。
この理由のひとつに、「簡単でわかりやすい内容の方が見られやすい」というのがあります。
あまりにも難解で専門的な知識を披露してしまうと、ユーザーは離れやすい。そんな理由で僕を含む多くのネットユーザーは、できるだけ簡単でかつ注目を得やすい情報だけを流すようになる。
その結果、本気で学びたいものがある人は本を買うなり大学に行くなりして、ちょっと内容に興味がある人は手始めにネット検索、という図式が出来上がる。そしてそのネット検索勢の中で粋がってる奴等、こいつが「ネット情報で何もかもわかった気になっている」奴等です。
僕もちょっと前までは、何でもネット検索して知識を蓄えた気になっている奴の一人でした。
ブログを始めてからやっと、情報の価値というものが分かってき始めた気がします。
「文章 テクニック」で検索するより、文章テクの本を読んだほうが、抱負な情報を短時間で頭に叩きこむことができる。このようなことを痛いほど実感しました。
ネットの情報は、所詮寄せ集めのタダ情報。タダほど怖いものはないといいますが、タダだからこそ審査されない、タダだかろこそ気軽に流せる、そのレベルの情報だったのです。
もちろん、ネットが悪いというわけでも、ネットの情報全てを否定するわけでもない。
ネットは手軽な情報収集ツールです。世界中の情報を瞬時にキャッチできると考えれば、やはりそれは世界一のツール、情報の宝庫と言えるのかもしれない。
要するに、「専門的に学びたかったらお金かけてでも勉強しろよ」という話。「美味しい居酒屋どこ?」的な情報はネットで十分でしょう。
情報の価値を考えて、本気で得たい情報は買ってでも得る、というのが正しい情報との付き合い方だと思います。
④物事の捉え方が変わった
僕がブログを始めたばかりの頃、全然字数を稼げなかった、ということは前述しました。
ではなぜ書けなかったか、ということですが、僕の好きなものについて紹介するとき、「どう言葉で表現すればいいか分からない」という状態に陥ってしまっていたからです。
自分の好きなこととは、楽しい、面白い、気持ちがいい...などのプラスの感情がわき出てくるもののこと。しかし、ただひたすらに「この本は面白い本です!」「この音楽ちょうかっこいい!」を連呼してもしょうがない。それはお世辞にもいい文章とは言えない。
そこで考えるべきなのが、「それ特有のよさ」です。「この本はこういうところが変わっていて面白いです!」「この音楽はこんなところが他の音楽より違う!」というように、もっと具体的に感動を伝えられること、それができてこそ書評、音楽ブログは書くことができます。
本を読むとき、音楽を聴くとき、散歩して風景を眺めるとき...こういうときに、「どうすればこれの良さを伝えられるだろうか?」ということを常に考えられるようになった。何も考えず頭すっからかんで生きてきた僕の革命ですね。
とは言うものの、考えるのとわかるのは別物。僕の乏しい語彙力では、僕の感じた感動を伝えられないこともしばしば。
というか、感動を完全に再現することはもはや不可能だと思います。
感動は各々の手で、五感で、ときには第六感までフルに使って感じとるものだ!決して勉強や思考の先にあるものではない!
...話がそれたのでここで終わりにします。僕の文章の質はやっぱり変わっていないかもしれない。
ちなみにこれで3300字ちょい。文字数だは進歩しているようで安心。
おわり。