ここだけの話。

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音楽、本、その他いろいろな記事を書いているつもり。

ノー勉・勉強してなくても点数がとれる人

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「勉強してなーい」とか言いつつ、テストで一応上位に入るくらいの点数とってくるやつ、いるじゃないですか。

 

僕のことです。

 

授業以外の勉強はしない主義を貫いてます。ド田舎の残念な学校で、上位5人には必ず入っています。

今回はなぜ僕がそこそこの点数をとれるのか、そしてそんな自分のことをどう思っているか、ということを書いていきます。

 

ノー勉でもそこそこ出来る理由

①授業中だけで理解できる

中学校の勉強は簡単だから、と言われればそうかもしれませんが、僕は授業で先生の言っている意味がわからなかったことは一度もないです。

放課後に学校に残って勉強している人達を見ると、大抵「先生の言ってる意味わからん~」なんて言ってます。

 

ただ、理解できたからといって記憶できるとは限りません。

社会みたいな暗記教科や英単語などは、理解できるできないとは全く別の話になりますからね。

数学なんかは、きちんと理解できれば応用も簡単になってくるので、勉強しなくてもかなりの点数がとれます。

 

もうひとつ付け加えておくと、僕は授業はかなり真面目に受けてます。

授業までサボりだすと本当に最下位レベルになりますからね。家庭学習に勤しむ余裕があるなら授業中もっと集中しろ、ってスタンスでやってます。

 

②理解の深さが違う

また理解の話になります。

僕の学校は公立なので、クラスの中で成績にかなりの差があります。ちなみに全体の成績は全国平均を大きく下回ります。

そんなクラスの、かなり勉強が苦手な部類の男の子の一言。

「『 -1-2+4 』って、最初の1はマイナスで、次の2は引く2ってこと??」

 

...??(^ω^;)

その男の子は数学が異常なくらい出来ない人で、「マイナス」と「引き算」が別物だと思っているんですね。

だから『-』を見たときに、マイナスなのか引き算なのか、って考えてしまっているんです。まだプラスマイナスへの理解が浅い証拠です。

 

もうひとつ例を出すと、「『(x+3)(x+4)』はできるけど、『(√5+3)(√5+3)』ができない」という人がいます。計算の手順は同じなのに、「ルートの展開なんてわかんなよ~」って言っちゃう人。

数学で習うことは全て数値の表現のひとつです。1÷2も0.5も1/2も、全てひとつの数値を表しています。大きな違いはありません。

そこまで理解できていると、「(x+3)(x+4)」も「(√5+3)(√5+3)」も大した違いはない、ということが分かってくるでしょう。

 

③記憶力の差?

もちろん記憶力が優れている人もいるんでしょうが、僕はそっちの人じゃありませんでした。記憶力は人並みです。

授業は真面目に受けてるんですが、暗記教科は中の上ってところですね。

記憶力がよければそれこそクラストップになれたと思うんですが、それが無くても理解力と授業の集中だけでそこそこ出来ると思います。

 

ノー勉でもできる自分をどう思っているか

謙遜でもなんでもなく、僕は自分が天才だと思ったことは、一度もありません。

僕は人よりちょっと理解力があって、数学や国語の「予備知識がいらない問題」で点数を稼いで、ギリギリ上位にぶら下がっている人間です。

社会みたいな暗記教科の点数は普通に悪いですし、家に帰ればただのサボり魔です。クソ野郎です。

「勉強しないで出来る俺すっげー」って言い出したらもう人生終わりですわ。

 

それに第一、天才ってのはもっと凄い人です。

ずば抜けた理解力と記憶力があって、なおかつ勉強が好きで努力家で、なんて人がこの世にはうじゃうじゃいます。上には上がいるんです。

勉強のできない人に「天才だね!」って言われても、「お前に言われてもピンとこないなぁ...」ってなりますよ。

 

最後にもうひとつ、勉強ができるできないって、たいした違いじゃないですよ。

勉強ができるも、運動ができるも、笑いがとれるも、お尻で割りばしが割れるでも、全部同じ。学歴社会なので勉強が重要視されがちですが、どれも個性であり長所なのです。

 

「頑張ってるのにノー勉野郎に勝てない...」って人もいると思うんですが、誰だって劣等感を抱かれるのは好きじゃないですし、あんまり気にしない方がいいと思いますよ。

勉強ができる人間を目指すよりも、勉強できるできないに執着しない、もっと自由な人間を目指すべきだと思います。

 

おわり。