ここだけの話。

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音楽、本、その他いろいろな記事を書いているつもり。

自己啓発本は「夢をかなえるゾウ」だけ読めばいいよ

「夢をかなえるゾウ」とは?

累計174万部を突破した、水野敬也による自己啓発本

あまりの人気からシリーズ化し、現在三作が刊行されています。

あらすじ

「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」

ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様“ガネーシャ”。

成功するために教えられたことは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかりで…。

夢をなくした“僕”と史上最悪の“師匠”が繰り広げる、「笑って」「泣けて」「ためになる」実用エンタテインメント小説。 

 エンタテイメント小説とありますが、一応自己啓発本です。

 

作品ごとの内容

第一弾: 『夢をかなえるゾウ』

内容自体は割とどこにでもあるような感じ。「靴を磨く」「トイレ掃除をする」などなど。

成功者の習慣を分析して、それらを実際のエピソードと結び付けてわかりやすくまとめてあります。

そして他の本と決定的に違うのが、その行動のしやすさ。読めばわかりますが、成長しない人にありがちな「知識として蓄えるだけ」にならないような工夫がほどこされています。

 

第二弾: 『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』

二作品目は、教えよりもストーリー重視。

教えの内容も一作品目とダブっているところがあったり、数も少なかったり、ちょっと物足りない感じがありました。

作品内では貧乏神の新キャラも出てきて、お金との向き合いかた、人を喜ばせることの大切さを考させられるところが多かったです。

 

第三弾: 『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』

個人的にこの三作品目が一番効きました。

内容は、一作品目のような日々の小さな習慣とかマインドとかとちょっと離れて、「最短で夢を掴むためにするべきこと」に視点を置いた感じ。

二作品目で内容が薄いという声があがってしまったのか、誰もがわかっていたはずなのに誰も言ってくれなかった「成功の厳しさ」を伝える、非常に濃くスパイシーな作品に仕上がっています。

 

 

自己啓発本はこのシリーズだけでいい

自己啓発本ってだいたい内容が同じなんです。

もちろん仕事によって成功への道は違います。でも、それぞれの心構えとか、仕事への取り組み方とか、そういうのはある程度共通しているようなんです。

定番なところでいうと「感謝する」「客を喜ばせる」みたいなところですね。この辺はどの仕事も、どんな人生にも大切なことです。

 

つまり、一冊読んでそれを律儀に実行できれば、それで十分なんですよ。

 

でもやっぱり同じ一冊なら、わかりやすくて実行しやすい一冊を選びたいじゃないですか。

というわけで僕がおすすめするのが、「夢をかなえるゾウ」シリーズ。

内容が具体的で、著名人のエピソードがあるから納得でき、実行しやすい。

文章自体も難しいものでもないので、普段本を読まない人でも読みやすいと思います。

 

実行してみた。

全部とまではできませんでしたが、八割くらいはすんなりと実行できました。

宝くじが当たるなんてことは無かったけど、ラッキー、ツイてると感じることは明らかに増えましたね。

やろうと思ったことを素直に実行できたという自己肯定感が、ポジティブ思考に繋がっているのかもしれない...

 

あとはこれが習慣化すればパーフェクト。小さな課題からコツコツと攻略していこうと思います。

習慣化までできたり、あと何か大きな効果を感じることがあったりしたら、そのときはまた報告記事でも書きます。

 

おまけ...どこから読めばいいの?って話。はてなブログに投稿しました #はてなブログ

読むからには第一作から読んでほしいですけど、どれか一冊選べと言われると、断然第三作です。

第三作はこれが完璧にできたら成功間違いなしだ、ってくらいレベルが高く、人生大逆転してしまいそうな課題が載っています。

第二作はぶっちゃけ飛ばしてもいいんじゃないかと