君は"忘るまじおじさん"を知っているか
「忘るまじおじさん」とは
名前の由来は、椎名林檎「長く短い祭」からきています。
0:15~、「忘るまじ」を連呼するおじさん。
現代風の曲調に妙なリズムと声でぶっこんでくる「忘るまじ」は破壊力抜群。
ちなみにこの「~まじ」というのは古典で使われる言葉で、打消しの意味を持ちます。
忘るまじ = 決して忘れない、忘れはしない、といった意味になりますね。
今日はこの奇妙な人物について話していこうと思います。
「忘るまじおじさん」の正体
ずばり言うと、おじさんの正体はペトローズのギターボーカル、長岡亮介。
超かっこいい。モデルみたいな顔してる。
モテるんだろうなぁ。くそうっ、女受けしなさそうな曲歌ってるくせに...!
・・・え?長岡亮介なんて知らない?
はい。想定内です。
長岡亮介もペトローズも超マイナーだからね、仕方ないね。
それじゃぁもう一回正体を明かします。
長岡亮介は、元東京事変の浮雲です。
ペトローズとしての長岡亮介
これがペトローズ。
シンプルなスリーピース構成。全員おじさん。
全体的にトロッとしている。声もコーラスも全然声張り上げてなくて、やっぱりトロッとしている。
結成のきっかけは、もともと色々な場でギターを弾いていた長岡が、純粋に楽しくやりたいことを追及できる場所を作ろうと思ったことからで、3人というのはそれが格好いいと思ったから。
(純粋に楽しくやりたい音楽がトロトロ音楽だったのか...)
東京事変としての浮雲
椎名林檎についてある程度知っている人は、東京事変も知っているでしょう。
東京事変は、椎名林檎を中心に結成されたロックバンドです。現在は解散していますが。
0:46あたりでチラッと映る、ゆらゆら揺れてる浮雲が個人的にお気に入り。
元メンバーの晝海幹音の脱退が決まり、代わりに加入したのが浮雲。加入が決まる前から、椎名林檎とは交流があったらしいです。
メンバー交代の際、椎名林檎は最初抵抗があったんだとか。浮雲自身も乗り気だったわけでなく、結局正式に加入が決定したのはルバム『大人(アダルト)』レコーディングのわずか2、3日前のことだったそうです。
もともとスーパーバンドとして注目されていた東京事変でしたが、浮雲が入ってから更に輝きを増しました。
唯一無二の特徴的なギターフレーズは、音楽界からも絶賛の嵐です。
おまけ
浮雲、ゴッチとそっくり。
声聞かないと見分けつかないよね。
おしまい。