ドラム上達の近道は音量バランス改善!最適な音量バランスとは?
ドラムの音量バランス、考えてる?
ここで言う音量バランスというのは、「こじんまりとしてるから大きめにして」とか「ボーカル目立たせいからドラム小さめ」とかではなくてですね...
ドラムの中での、バスドラ、ハイハット、スネアなんかの音量バランスのことです。
音量バランスを考えるのは、ドラムの質を上げる最も簡単な手段と言えます。
意識ひとつで本当にぐっと変わります。これを知るだけで、ドラムは格段に映えるようになるでしょう。
バランスの良い音量とは
ドラムにおける良い音量バランス、それはずばり
「ハイハット小さめ、バスドラ&スネア大きめ」です。
はい。これだけ。
【悪い例】ハイハット > スネア、バスドラの場合
ツッ、ツッ、ツッ、ツッ ・・・
ドッ、タンッ、ドッ、タンッ・・・
これの良くないところは、ハイハットがリズムの中心になってしまっていること。
ツッツッを中心に、ドッ、タンッがぶら下がっている感じですね。これではかっこいいとは言い難い。
【良い例】ハイハット < スネア、バスドラの場合
ツッ、ツッ、ツッ、ツッ・・・
ドッ、パァンッ!ドッ、パァンッ!・・・
(文字だけじゃ分かりにくいかもしれませんが...)
一方こっちは、バスドラとスネアがリズムの中心になっています。
歯切れの良いドッ、パァンッ!があり、リズムキープ、飾りつけとしてツッツッが乗っかっている状態。非常に聞きやすいバランスです。
他の楽器からしても、こちらの方がテンポを合わせやすいと思います。
スネアとバスドラがどっちが大きい方がいい?
おまけ。というか、更に掘り下げてみます。
スネアとバスドラは大きく...といっても、どっちも同じくらいの大きさでいいの?って話。
実際同じくらいでいいと思いますが、
「スネア > バスドラ」よりは
「スネア < バスドラ」の方がおすすめ。
バスドラは低音なので響きにくいからです。それに、低音が大きい方が、安定感のある、太い演奏に聞こえます。
まとめ。
ハイハット < スネア <= バスドラ
こんだけ。簡単でしょう?