ダブルストローク修得のための練習メニュー5選【ドラム・パーカッション】
「綺麗なダブルストロークを叩いてみたい...!!」
綺麗なダブルストロークとは何か?といわれると、それはずばり「音の粒が揃ったダブルストローク」ですね。
リバウンドを上手く拾って行うダブルストロークは、とにかく音の粒が揃いにくいもの。綺麗に叩くには、それなりの練習が必要になります。
ダラララララという、マシンガンのようなストロークを目指しましょう。
あなたが綺麗に叩けない理由
①スティックをコントロールできていない
二打目を惰性で叩いている状態です。バズロールとダブルストロークをごちゃ混ぜにしている人に多いですね。
この状態だと、リズムはよれよれになりますし、フィルインへの応用も難しくなってきます。
自由自在に扱えるようになるには、スティックコントロールの強化は必須。
②音量が一定でない
これが一番ありがち。練習をはじめたばかりの初心者の中には、二打目が弱い人が山のようにいます。
目をつぶって叩いてみて、一回で二打叩いているのが音で分かっちゃう人は、まだ練習が必要な証拠です。
スティックコントロールを鍛える練習3つ
最初はやっぱり基礎練習!
以前書いたこの記事でも紹介した練習法。
16分音符になっても腕の動きは変わらないのがポイント。指だけで二打目を叩きます。
三連符を使ったメニュー
「なんとな~く」ではなく、しっかりと音の位置をコントロールする練習。
普通の楽譜は16分音符が多いので、こっちもしっかり押さえておきましょう。
別の音符になっただけで、全然叩けなくなるはず。コントロールが上手に出来ている人なら、ちょっと練習すればすぐに慣れると思います。
シングルとダブルの切り替え
最初にシングルストロークで16分音符、それから素早くダブルストロークに切り替えて16分音符。
これを練習しておくと、ドラムセットのフレーズへの応用が楽になります。イチオシの練習法です。
ついでに言うと、シングルストロークのスピードも上がります。一石二鳥ですね。
二打目を安定させる練習2つ
シンプルなメニュー
とある自衛隊の音楽隊の方から教わった練習メニュー。
これがけっこう難しいのですが、アクセントを外してみたときに、各段に綺麗に聞こえるようになります。
8分音符で慎重にフォームを確認して、16分音符でオラァッ!って叩くイメージ。
三連符を使った練習
「アクセントが裏拍にあってやりにくい...」って人はこっちがおすすめ。比較的拍がとりやすいメニューです。
三連符で、表拍にアクセントをつけるパターン。三連符の3つめと、その次の三連符の1つめでダブルになっています。
下の左手スタートのパターンなんか特に、凄くやりにくいと思います。難しいだけあって、コントロールもビシバシに鍛えらるメニューです。
これが出来るようになれば、確実に上達しているといえるでしょう。
まとめ - 上達のコツ
・遅いテンポからじっくりと
最初は本当に遅くていい。猿でもできるテンポからで構わないです。
・「もうちょっとで出来そう!」テンポをひたすらやる
そのうち出来るようになります。
・練習は毎日
練習パッドがあれば自宅でもできます。時間がない日は一日5分でもOK。
根気よくやりましょう。やればやるだけ、体が勝手に覚えてくれます。
おしまい。