Zildjianの小音量シンバルがどれだけ凄いのか解説してみた「Zildjian L80 Low Volume Cymbals」おすすめ!
Zildjianの小音量シンバルが凄い!
自宅でドラムセットなんて、うるさくてとてもとても....なんて諦めてはいないだろうか?
2017年 2月 24日。
Zildjianが、とあるシンバルの発売を開始しました。
それがこちら。
「Zildjian L80 Low Volume Cymbals」!!
この商品の特徴が、その消音性。
自宅でドラムを練習したい人にうってつけの、音量の出にくい作りになっています。
形状などは普通のシンバルなので、電子ドラムとは違い、しっかりとしたシンバルの打感で練習をすることができます。画期的なアイテムですね。
どれくらいの音量なのか、実際に分析してみる
音量の比較動画。左下にある、騒音の度合いを表す数値に注目してみてください。
0:13~の、普通のドラムセットの値がだいたい100db前後。
自動車の警笛や、地下鉄の高架下(ガード下)と同じくらいの騒音らしいです。
対して0:21~の、 小音量シンバルの値がだいたい80db前後。
電車の車内、ピアノと同じくらい。こりゃ凄い。
ちなみに電子ドラムのうるささが、だいたい60~70db程度です。
ということは、小音量シンバルは「電子ドラムよりちょっと大きめ」ですね。
環境にもよりますが、壁や床に工夫すれば、ご近所さんが気にもかけないレベルになります。
こちらはシライミュージックのシライさんが紹介している動画。
4:50~音量比較のデモ演奏が始まります。
商品詳細
- 13"ハイハット / 18"クラッシュライド
- 13"ハイハット / 14"クラッシュ / 18"クラッシュライド
- 14"ハイハット / 16"クラッシュ / 18"クラッシュライド
- 20"ライド
- 16"クラッシュ
- 18"クラッシュライド
- 10"スプラッシュ
全部で7種類。セットで買える商品が3種類、単品が4種類です。
ハイハットはセットでしか買えません。
ライド、スプラッシュは単品でしか買えません。
何から買えばいいのかわからない...という方へ
もしも「買う順番教えろー!」と言う方がいれば...僕はこうします。という話。
①最低限のものが全て揃う「13"ハイハット/14"クラッシュ/18"クラッシュライド」セット
②新しい音色が欲しい ⇒ 10"スプラッシュ
Zildjian L80 LOW VOLUME Splash 10”[NAZLLV8010S]
- ジャンル: CD・DVD・楽器 > 楽器 > ドラム > その他
- ショップ: イケベ楽器楽天ショップ
- 価格: 9,180円
②'ライドにこだわる ⇒ 20"ライド
②''クラッシュ増やしたい ⇒ 16"クラッシュ
とりあえず 13",14",18" の3点セットを買っておけば、あとは個々のこだわる部分によって、別の単品ものを買えばOK。
例えば僕なら10"スプラッシュ買いますね。音色は多い方が楽しいので。
ちなみに 14",16",18" のセットをおすすめしないのは、「新しいクラッシュ買おう!」と思ったとき、14"のクラッシュを単品で買えないからです。
16"のクラッシュが二枚あったってしょうがないので。
まとめ・おまけ動画
Zildjianの小音量シンバルは超高性能でした。
何買うか迷ったら、とりあえず13",14",18"の3点セット買ってればOK。
今回はこの辺でおしまい。
ありそうでなかったシンバルの紹介でした。
おまけ
デモ演奏+プロドラマーによる解説
初心者のスティック購入~初めてのスティックはこれ!種類とおすすめ
前置き
「ドラムスティックって何選べばいいのよ?」
「あのスティックとこのスティックって、何が違うの?」
「初心者だし、買って後悔したくない...」
ドラム初心者が一番最初に突き当たる壁、スティック選び。
僕も凝り性なので、初心者の頃、ここでかなり右往左往した思い出があります。
スティックにはいろんな種類があります。どれを使うかは好みであり個人の自由・・・なんだけど
最初からクセの強いスティックを使うと、上達しにくくなります。
これが怖い。初心者は特にスティックに影響されやすい。変な手癖がついてしまうのは大問題です。
というわけで、今回はおすすめスティックの紹介をします。
目次
ドラムスティックの種類と違い
材質
①メイプル
軽いのが特徴。主にジャズなどに使われます。
音量が出しにくいかわりに、繊細なサウンドが出せます。
ロックなんかには不向き。
②ヒッコリー
最もよく使われるタイプ。ジャズからロックまで、幅広く使えるやつです。
重さもメイプルとオークの中間の、バランス型。
超絶ドラマー、バディリッチを始め、多くのプロドラマーがヒッコリーを使っています。
初心者に...というか全ドラマーにおすすめ。
③オーク
重たいのが特徴。ロックなどに使われる。
音量を出しやすく、パワフルなサウンドになります。
メイプルとは逆に、ジャズには不向きです。
チップ
スティックの一番先っちょの、ぷくっとなっているところ、ここがチップと呼ばれるところです。
チップの材質
ウッドチップとナイロンチップの二種類があります。
ウッドチップは、木でできたもの。柔らかいサウンド。
一方、ナイロンでできたナイロンチップは、比較的硬いサウンドです。
シンバルを叩いたときに違いが顕著に現れます。というかシンバルを叩いたとき以外は違いなんか気にならないです。
チップの形
いろいろありますが、さほどこだわらなくていい部分、だと僕は思っています。
球体に近いチップほど、一定の音を出しやすい....と、おさえるべきとこはこれぐらい。
チップの大きさ
接面積が大きいほど、音量も大きくなるので
チップ大 ⇔ チップ小
音量大 ⇔ 音量小
となります。
と言っても、音量はほとんどスティックの重さに左右されるものなので
これもまた、さほどこだわらなくていい部分です。
長さ
長いほど遠心力がかかるので
長さ長 ⇔ 長さ短
音量大 ⇔ 音量小
となります。
また、長さが長い方が、遠くにあるシンバルなどを叩きやすいです。
逆に長さが短いと、スティックコントロール、タム移動などがしやすいという利点が出てきます。
重さ
しつこいようですが、重さ = 音量です。
オーク ⇔ ヒッコリー ⇔ メイプル
重さ重 ⇔ 重さ中 ⇔ 重さ軽
音量大 ⇔ 音量中 ⇔ 音量小
といった感じ。
初心者へのおすすめスティック
「結局どのスティックが...」と言われると、「クセのない、平均的なスティック」です。
僕も「変わったこだわりがあった方がかっこいい!」なんて思っていた時期がありましたが、結局は無難なものが一番、と言ってしまっていいでしょう。
VICFIRTH( ヴィックファース ) 5A
言わずと知れた名ブランド、VICFIRTH。その中でもこのスティックは超スタンダードです。
どれくらいスタンダードかって言うと、この世の全てのスティックはこれを基準に作られてるんじゃないか、ってくらいスタンダードです。
海外の名ドラマーはみんなVICFIRTH使っているイメージがあります。これ買ってれば間違いない。
PROMARK( プロマーク ) NATURAL 5A
僕が初めて買ったスティックもこのPROMARKでした。
デザインが気に入ったのと、「プロマーク」っていかにもプロっぽかったからです。なんて単純なんでしょう。
ZAZEN BOYSの松下敦、ジェネシスのフィル・コリンズなどがPRO MARKを愛用しています。二人とも世間の認知度は低いものの、ある程度ドラムを経験した人にしか分からない凄さを持つドラマーです。
Pearl( パール ) 110H-T
こちらも有名ブランド、Pearlのスティック。
LUNA SEAの真矢や、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの伊地知潔などが、Pearlのスティックを使っています。
確か僕が二番目に買ったスティックがPearlだった気がします。理由は当時使っていたドラムセットがPearl製だったから。なんて単純なんでしょう(二回目)
おまけ・玄人向けスティック
初心者が絶対に買ってはいけない、玄人向けのスティック(?)を紹介します。
ブラシ
なんじゃこりゃ!スティックじゃねーじゃん!
ジャズに使う。ジャズにしか使えない。
こんな感ふうに使います。
ロッド
音量がおさえられ、音色が大幅に変わります。
叩き比べてみるとけっこう楽しかったりする
軽快なリズムと音色がかっこいいですね。
最後に
今回は「初めてで何買えばいいか迷った人は、これ買えばいいよ~」って話でしたが
「どうしても買いたい憧れのスティックがある!」という人は、この記事はスルーしてください。
大事なのはモチベーションです。憧れのスティックを使うことでモチベーションが上がるのなら、それが一番だと思います。
ただ、ここで紹介したスティックはいずれも「多くの人に愛された、多くの人が憧れたスティック」ですので
別のスティックを使ってみたくなったときは、ぜひ今回紹介したスティックを試してみてほしいです。損はしないと思います。
おしまい。
人にしたことは自分に返ってくる
「人にやさしく」は善?偽善?
学校の教育では、道徳的な考え方として「人にはやさしくしましょう」と教えられます。
これは日本だけでなく、ほぼ世界中の国で教えられていることだと思います。
反抗期だった僕は、その教えに対してこう思っていました。
「それ嫌われるのが怖いだけでしょ??wwけっきょく自分が大事なんだーww」
クソガキですね。
しかしこの考え、あながちハズレでもない。
人にやさしくするのは自分のため。その通り。
誰も人のためとは言ってない。自分のための「人にやさしく」なのだ!
やさしくすれば、やさしくされる
やさしくしてくれる人には、恩返ししたくなる。これは当然のことです。
僕も普段から周りの人のサポートを心掛けているつもりです。その割には友達が少ない気がしないでもないですが。
ここで注意してほしいのは、「見返りを求めるのは間違い」ということ。
そもそもこの理論は「したくなる」「されやすくなる」レベルの話で、相手にした相応の対応がそっくりそのまま数学的に返ってくるわけではないのです。
それなのにお門違いにも見返りを期待してしまうとどうなるか。
「俺はしてあげたのに相手は何もしてくれなかった!」
「頼んでもいないのに干渉してきて謝礼まで求めてきやがった!」
喧嘩になるだけ。
見返りを求めると、見返りがないだけで嫌な気分になるし、見返りを求められる側も反発したくなるというもの。
期待すればするほど得られない、皮肉なことになります。
「都合のいい人」になってはいないか?
もうひとつ、注意してほしいのがこれ。
相手を想い、まっとうな喜びを与えてあげられるのが「やさしい人」です。
「パチンコに行きたいらしいのでお金を貸してあげる」というような、相手をひねくれた快楽に誘うの人は、ただの「都合のいい人」です。
パチンコに行くお金をあげたら、たしかにギャンブル依存の彼は喜ぶでしょう。
しかし、本当にその人にことを想うなら、パチンコをやめさせる努力をするべきです。
大損してイライラするより、後者の方が圧倒的に人生を豊かなものにしますから。
「相手の目先の快楽」ではなく「相手のこれから先の人生の幸せ」を願ってあげましょう。
最後に - 最短で最大の効果を生み出す「やさしさ」
一番手っ取り早いやさしさといえば、なんといっても「笑顔でいること」です。
笑顔で人は元気になります。エネルギーがわいてきます。感情は伝染し、連鎖し、より多くの人を元気付けられます。
そして、ありがた迷惑になることがないのも、笑顔の魅力。笑顔がうれしくない人などいないのです。
僕も明日から恐い顔やめます。
おわり。
【重要】ブログ統合のお知らせ
前置き - 夏休みに入ります
安定して超低空飛行のアクセス数を誇るこのブログ。
具体的な数字には出しませんが、あえて言葉にするなら「その辺の小学生ブロガーが不思議そうな顔で首をかしげる」くらい低いです。
アクセスが伸びない原因は分かっています。僕がブログを更新しないからです。
人気ブロガーは誰もが「記事は毎日書け!そうすりゃ絶対に人気出るから!」と言っているのにも関わらず、僕の投稿ペースは週一を下回っています。
原因を挙げるとするならば、執筆スピードが遅いということですね。
僕の記事はたいてい少なくて500字~多くて2500字程度です。少ないと言われると少ない方ですね。
僕はこれに必ず1時間以上かけます。
参考までに、どこかのブロガーさんは「最低2000字、30分」などと言っていました。僕より4倍速い。
執筆のスピードは仕方ない、そのうち速くなるということにして、最大の問題は僕のブログ運営にかける時間が圧倒的に少ないということ。
ところが。もうすぐその問題を一時的に解決できる大イベントがやってくるのです。
そう、夏休みです。
僕の夏休みの過ごし方
夏休みという圧倒的な休日の扱い方がわからず、クーラーの冷気を全身に浴びながらうかうかと過ごしているうちに学校が始まっていた、という学生は少なくはないでしょう。
僕もそのうちの一人でした。
しかし今年の僕は、夏休みにやるべき、というか夏休みにやらないと本当にどうしようもないことが見えています。
お察しの通り、ブログ運営ですね。
ここまで散々怠けていましたが、夏休みはちょっと頑張って、仕事に精を出す社会人ブロガーに追いついてやろうと。
そしていずれはアクセス上々、執筆スピード上々、ついでに売り上げの上々なゴキゲンブロガーになってやろうと。
そんな甘い妄想が頭の中をかけまわっています。夏バテかしら。
本題 - ブログを統合します
ここでやっと本題に入ります。ブログ統合です。
ご存じの通り(知らない人の方が多いですが)、僕はふたつのブログを運営しています。
ひとつめがこの雑記ブログ、そしてもうひとつがこの音楽ブログ、「僕とドラムと音楽と」です。
なんて陳腐なブログタイトルでしょう。少し覗いてみてほしいですが、このブログとさほど変わらない作りになっているのがわかります。
はっきり言って手抜きブログです。
「僕とドラムと音楽と」は閉鎖しました。身軽になったぜヒャッハー
で、今まではこのふたつのブログを行ったり来たりして、慌ただしく記事を書いていたわけですが
これをひとつのブログにまとめてやろうと。
つまり、音楽ブログの方を記事を、全部こっちへ移してやろうと。
そういう計画が秘密裡に進められているのです。
統合完了しました。記事倍増したぜヒャッハー
ブログ統合の理由
~ブログ統合の理由~
①多くのブロガーが「ブログ運営はひとつに絞るべき」と言ってる
②更新の頻度を上げたい
③複数運営が億劫になってきた
とにかく一番は他の人気ブロガー達の「複数ブログはやめとけ!」という言葉ですね。僕は外国人に嫌われる日本人的な思考の持ち主として、多数派の意見を大いに尊重します。
そして更新頻度。週一ペースは流石にマズイ。
最後に複数運営の面倒くささ。週一更新すら億劫に感じる。これは僕の怠け癖が悪い。
こんなもんですね。所詮この程度の理由です。壊滅的な問題があったわけでも、統合をするべき決定的な理由もないです。
しかし、複数運営のメリットを考えてほしい。
~複数運営のメリット~
①テーマ絞った方が人気が出やすい
⇒テーマを絞ってアクセスUP < 記事更新頻度上げてアクセスUP
②何かあったときのリスクを分散できる
⇒「何かあったとき」ってなんだ
③デザインとかいろいろ試せる
⇒試す必要性あんまり無い気がする
いらねぇー!このメリットいらねぇー!
もう分かるでしょう。僕の気持ちが。
甘えんぼな僕の気持ちは、完全にブログ統合の方へ傾いているのです。
統合したあとのブログのテーマ
今のところのの予定ですが、テーマは主に3つに分かれます。
①書評 ~ 小説や漫画のレビュー
②自己啓発 ~ オナ禁の経過報告、自己啓発本のレビュー、心理学や哲学の解説
③音楽 ~ ミュージシャンの紹介、CDや楽器のレビュー、楽器演奏の解説
まぁ、今までのブログに音楽要素が加わっただけだと考えてもらって構いません。
心理学と哲学が自己啓発の括りに入っている、というツッコミは無しでお願いします。
カテゴリー分けと、ついでにデザインも、もう少し見やすく分かりやすいのがあるんじゃないかと思っています。
まだ改善できるところは大量にあるので、ひとつずつ確実に変えていきたいです。
これからも、応援よろしくお願いします。
アニメ界の鬼才・今敏のおすすめ作品3つ
その愛は狂気にも似ている『千年女優』
<あらすじ>
芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、自分の所属していた映画会社「銀映」の古い撮影所が老朽化によって取り壊されることについてのインタビューの依頼を承諾し、それまで一切受けなかった取材に30年ぶりに応じた。
千代子のファンだった立花源也は、カメラマンの井田恭二と共にインタビュアーとして千代子の家を訪れるが、立花はインタビューの前に千代子に小さな箱を渡す。その中に入っていたのは、古めかしい鍵だった。そして鍵を手に取った千代子は、鍵を見つめながら小声で呟いた。
「一番大切なものを開ける鍵…」
少しずつ自分の過去を語りだす千代子。しかし千代子の話が進むにつれて、彼女の半生の記憶と映画の世界が段々と混じりあっていく…。
(Wikipediaより引用)
たった1時間半の間に詰め込まれた、カラフルに彩られた大量の画が魅力。
淡々と語られる千代子の半生を、インタビュアーが若い頃の千代子とともに経験する...タイムスリップもののような、そうでないような、不思議な感じです。
個人的には、役になりきることで様々なな人生を歩んできた千代子の、かっこよくて女の子らしい人間性が、見ていて一番楽しいところでした。
(予告編)
YouTubeにもあることはあったんですが、ニコニコの方が画質が高かったので。
夢が犯されていくー『パプリカ』
<あらすじ>
パプリカ/千葉敦子は、時田浩作の発明した夢を共有する装置DCミニを使用するサイコセラピスト。
ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。
敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。
(Wikipediaより引用)
洗練された映像美で描かれる、混沌と狂気。
華やかさと不気味さが見事に共存した、他では見られない雰囲気が特徴です。
今敏の代名詞とも言える、空間が次々と動き出すさまは圧巻。
僕が初めて今敏を知ったのもこの作品。もともと原作を書いている筒井康隆が好きだったので、すぐにハマりました。
序盤の所長が狂いだすシーンや、その後の夢の中でのパレードは鳥肌もの。この作品で一番好きなシーンです。
(予告編)
オープニング。これだけでも今敏作品の完成度の高さがうかがえます。
私の名付け親は3人のホームレスでした『東京ゴッドファーザーズ』
<あらすじ>
自称・元競輪選手のギンちゃん、元ドラァグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキ、三人は新宿の公園でホームレス生活を送っていた。
クリスマスの晩、ハナちゃんの提案でゴミ捨て場にクリスマス・プレゼントを探しに出かけた三人は、赤ちゃんを拾う。
赤ちゃんに「清子」と名付け、自分で育てると言い張るハナちゃんを説得し、三人は清子の実の親探しに出かけるが、行く先々で騒動が巻き起こる。
(Wikipediaより引用)
クリスマスの東京で繰り広げられる追走劇。名付け親になったホームレスが子供のために命を張る、異色のアニメ。
三人のホームレスが街中を駆け回る(いい意味で)滑稽な姿が、本当にクセになります。
おもしろおかしいストーリーの先にある、ラストの爽快さと感動は一気見必須。
今敏の中で、僕が一番好きな作品です。
三人のユーモアと家族愛溢れるあたたかさは、家族で見るのもおすすめです。
何よりもラストが印象に残り過ぎて。笑劇のオチは見てからのお楽しみです。
(予告編)
謝るときは「すみません」より『ごめんなさい』を使うべき
僕が「ごめんなさい謝罪」をオススメする理由を3つ紹介します。
①誠意が増す
「すみません」と「ごめんなさい」の違いをざっくり説明。
実は、「すみません」には「自分に非があることを示す」という意味があり
「ごめんなさい」には「相手に許しをこう」というニュアンスが含まれています。
つまり、「はいはい僕が悪かったよ~」が「すみません」であり
「僕が悪かったです...許してください...」が「ごめんなさい」なのです。
「ごめんなさい」の方が誠意を感じられますよね。
そして下手に出ているため、謝られる側も反感を抱きにくくなります。
もっと言うと、「すみません」は活舌の悪い人に厳しい。
相手に迷惑をかけたときにあせって早口で言うと、「すいません」、もっと酷くなると「サーセン」になりかねません。
学生の頃の喋り方が癖になっていて「サーセン」っぽくなってしまう人も多いでしょう。
②人と仲良くなれる
さっき「すみませんは事務的」と言ったけれど、「ごめんなさい」は親しい人に対して使う傾向があります。
つまりどういうことかと言うと、「ごめんなさい」を使うだけで、親近感が出て相手と仲良くなりやすいということ。
ただの知り合いに対して極端に親しい人のように振舞えば、それはただの「馴れ馴れしい人」になってしまう可能性があります。
ところが「ごめんなさい」は、それを使うことに不自然さがない。「ごめんなさい」は使うだけで自然と距離が縮まってしまう、魔法の言葉なのです。
「ありがとうございます」じゃなくて「ありがとう」と言われた方がちょっと嬉しいのと同じですね。
特に普段はクールな人が使えば最高だよね。
③かわいい
なんてフザけた理由だろう。
「先輩!お茶どうぞ~!」
『お、ありがとう』
ガチャッ
『あちゃっ!熱ぅ!!』
「あぁぁっ!すみません!」
「あぁぁっ!ごめんなさいっ...!」
前者は後者に比べると、なんとなく事務的なものに聞こえません?
後者の方が後で「これ、さっきのお詫びですっ」みたいな展開になりそう。
これは僕の妄想がすぎるのでしょうか。
とにかく「ごめんなさい」を使う女の子の方が絶対にモテる。と僕は思う。
まとめ - 得する日本語の使い分けを!
日本語ってのは似たような意味の言葉が多く、世界の中でも難しい言語だとよく言いますが
言葉に工夫を加えるだけで細かいニュアンスをつけられるのも、日本語の魅力でしょう。
お得な言葉は積極的に使っていきましょう。
おしまい。
自己啓発本は危険? 良質な自己啓発本の見極め方と使い方のポイント
自己啓発本といっても、ピンからキリまであります。
「収入の1割を自己投資に使ってみろよ!」
っていう、嘘くさい詐欺師みたいなものから
「あなたは宇宙と繋がっています....あなたが真にそれを望めば宇宙はあなたにそれをもたらすのです....」
っていう、これまた嘘くさい謎の超越した語り口のものまで。
疑いはじめてみると全部胡散臭くて、どれを信じればいいのか分からなってしまいます。
でも大丈夫。自己啓発本はそんなに悪いものじゃない。
自己啓発本は危険?
「自己啓発本で危険思想になったりはしないか?」の観点で考えてみる。
僕個人の考えで言うと、全然危険じゃない。
それはもちろん、自分の頭で「この理屈はおかしくないか?」「この人の言っていることは本当に正しいのか?」を考えながら読んだときの話だけども。
そういうと「私はちゃんと考えながら読めているのかな....」と不安になる人がいます。
バッサリ言っちゃうと、あなたも全然問題ない。本当に。
何かに触発されて危険思想になるなんてこと、滅多にない。
不良漫画読んで衝動的にバイク盗む人なんていません。ミステリー小説読んで殺人に抵抗を持たなくなる人もいません。
それと同じで、自己啓発本に「殺人は悪じゃないよ!虫は平気で殺してるもん!」ってあってそれを真に受ける人もいません。いたとしてもそんな馬鹿は警察に捕まって当然でしょう。
そもそも、そんな危ない自己啓発本が滅多に無い。
新興宗教を広めるような著書を読まなければ大丈夫。断言します。
僕の考える「良い自己啓発本」
いくつか挙げてみると
- 善や道徳を蔑ろにしていない
- 具体的で実行しやすい
- 著者の自慢話ばかりの内容になっていない
こんな感じ。
これは好みにもなるから、強制するわけではないけど。
誰か自分の心から尊敬できる人を決めて、その人の教えや、その人と教えが似ている人を見つけていくのもオススメです。
具体的な例
「君が成功できないのは君がいい人すぎるからだ! 君より成功している同期は、みんな上司に媚び売ってる奴ばかりじゃないか! いい人は損をするぞ!」
これは攻撃的なことを書いて話題性を狙ってるだけだからダメ。
「全てを受け入れなさい...そうすれば全ては手に入ります...」
これは曖昧模糊としていて自分の身になりにくいからダメ。
「僕の言うことを実行すれば誰でも成功できます! ちなみに僕は年収は○○万で一年の半分以上を海外で過ごしていて....」
著者の自己満足の自慢話にしかなっていないからダメ。
「毎日、寝る前に感謝していることを10個書き出してみて!」
「朝5時に起きて今日の予定をたてると時間を効率よく使えるよ!」
こういうのは、内容も間違いないし、何より今すぐに実行できる。
参考になりやすい自己啓発本というのはこういうもののことです。
善を勧める本(慈悲とか感謝とか)は、今は陳腐化してしまっているような印象があるけど
理想の毎日を送る第一歩はこういう、昔から語り継がれる人徳の基本です。この当たり前のことをできるようになるのも、大切な自己啓発のひとつ。
自己啓発本を読むときのポイント
まず、内容が正しいのかを見極める。
といっても自己啓発本なんか正しいかどうか判断しかねるものばかりだから、「これ危なくないか?」ってのを考えられればOK。
そして、本の中から実行出来そうなものを選ぶ。
そのとき、「時間がないからできない....」とは思わない事。無理やり時間を作ってでも、できうる限りは実行しましょう。
そして、実行しようと思った内容の要点はメモしておくこと。
紙に整理し、アウトプットすることで頭に入るし、内容を見返すのも簡単になります。
さらに、紙一枚にまとめて目につきやすいところに貼る、ということもできます。これが地味に効果あったりする。
読み終わったあとのこと
『人に感謝することは、人に好かれるという意味でも、幸せを感じるという意味でも、凄く大事ですよ~』
「へ~、そうなのか~( ..)φメモメモ」
普通の人だったらここで終わる。これは変われない人にありがちな例です。
理由は簡単。実行していないから。
自己啓発の勉強自体には、なんの意味もありません。
勉強してから、「じゃぁ一日10回はありがとうと口に出してみるか」ときて、毎日実行して、そこで初めて成長する。
得た知識は実行まで持ってこないと、意味をなさない。
「自己啓発本ばかり読む人」
少し前の僕のことだー!
今の僕は、話題になったり尊敬している人の著書でない限り、やたらめったらと自己啓発本を読むことは無いです。
昔はよくしていたんだけど、ある日気付いてしまったことがありまして。
「これ、他の本にも書いてたなぁ....」
良い自己啓発本は、コンセプトが同じなら言ってることも一緒。
新しく何かを知ることはほとんど無い。時間の無駄なんです。
それでも自己啓発本ばかり読む人が出てくるのは、ただ気持ちいいから。
読んでいるだけで成長した気になるし、頭がよくなったような気もする。周りの漫画ばかり読んでいる友達が馬鹿に見えてきたりもする。
そういうところにハマるともう堂々巡りで、いつまでも同じ知識を頭に入れるだけになります。
成功の秘訣なんて、長い歴史の中でほとんど確立されているというのに。
まとめ - 最後は行動力だ!動けよ!
ぐだぐだ言っても始まらない。動かないと何も変わらない。
というわけで僕は
今から筋トレでもしましょうかしら。